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感震ブレーカーについて

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  • 更新日:

 地震による火災被害、5割以上は「電気」が原因という事実をご存じでしたか。

 東日本大震災の本震による火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件あり、そのうち54%が電気関係の出火という統計も出ています。

電気火災を防ぐには

 電気火災を防ぐには、「感震ブレーカー」が効果的です。「感震ブレーカー」は、地震時に設定以上の揺れを感知した時に電気を自動的に止める器具です。感震ブレーカーの設置は、不在時等に電気火災を防止する有効な手段です。

 また、感震ブレーカーの設置の有無にかかわらず、地震発生後に自宅から避難する際には、ブレーカーを切るようにしてください。

どんな種類があるか

感震ブレーカーは、主に次の種類のものがあります。(本市では、設置に関する補助金等は設けておりません。)

設置には、電気工事が必要な場合もございます。

設置する際の注意点

 感震ブレーカーの設置に際しては、急に電気が止まっても困らないような対策も合わせて取り組むことが必要です。

(1)夜間の照明確保のために、非常灯や懐中電灯などを常備してください。

夜間等に大規模な地震が発生し、感震ブレーカー等が作動した場合、避難時の照明が確保できない可能性がありますので、照明器具等を常備してください。加えて、大きな揺れにより家具等が散乱していることも想定されることから、屋内の暗所での移動時に散乱したガラス等で怪我をすることのないようにスリッパ等の用意もお願いいたします。

(2)生命の維持に直結する医療用機器を設置している場合、停電に対応できるバッテリー等の常備してください。

(3)ご家庭にあった感震ブレーカーを設置してください。

 分電盤の種類や設置箇所、感震ブレーカーの種類等によって設置が困難な場合があります。また、設置状況によっては、各地の発表震度が設定作動震度よりも小さい場合でも作動したり、逆に大きい場合でも作動しなかったりする場合もございます。

(4)復電する場合には、事前にガス漏れ等が無いこと、電気製品の安全の確認等をしてください。

 復電後、焦げたような臭いを感じたら、直ちにブレーカーを遮断してください。

(5)定期的に作動性能を確認し、必要に応じて部品等を交換してください。