【~アレルギー対策コラム~】お家の中のダニについて
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ダニには、人を刺すダニと刺さないダニがいます。人を刺さないダニであれば、室内にいても問題ないでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。人を刺さないダニであっても、人がダニのフンや死骸を吸い込むことにより、くしゃみ、鼻水等のアレルギー症状を引き起こすことがあります。

ダニについて
日本の室内にいるダニは10種類程度で、多くはチリダニ科(コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニなど)です。
体長は0.6mm以下で、普通は肉眼では見えません。ダニは、室内の床面(特に畳やじゅうたん)に多く生息していることがあり、家の中のホコリやハウスダストの中に潜んでいることがあります。
室内に住み着いていることが多く、ダニの数を“ゼロ”にすることは難しいので、“なるべく少なくする”ように心がけましょう。
ダニが増えてしまった場合にはダニを駆除するだけでなく、アレルギー症状を防ぐため、死骸やフンを除去することが重要です。

ダニが増える条件
ダニは、温度が25~30℃、湿度が60~85%の条件下で、えさが豊富にあると増殖します。えさはホコリ、人の皮膚やフケ、食べかす、カビ等です。
ダニの中にはカビを好んで食べるものもいますので、カビを発生させないようにすることでダニの増殖を抑えることができます。カビ対策についてはこちらをご覧ください。

ダニの増えやすい場所は・・・
じゅうたん・カーペット、畳、布団、ぬいぐるみ等の布製品等

ダニ対策のコツ
ダニ対策の基本はホコリをためないことです。
ダニはホコリや人のフケ等をえさとして繁殖するため、室内のホコリをためない対策や寝室・寝具等の対策が中心となります。また、ダニは湿気の高い場所も好むため、湿気対策も併せて行うとより効果的です。

こんなところにもダニが!
お好み焼き粉やホットケーキミックス等の小麦粉製品を開封後に長く室温で置いておくと、ダニが大量に繁殖することがあり、それを食べるとアレルギーを起こすことがあります。ダニは非常に小さいため、袋にわずかな隙間があれば、侵入することができます。開封後は冷蔵庫で保存し、早めに使い切るようにしましょう。

相談窓口
お住まいの区の区役所衛生課環境衛生係にご相談ください。
平日の8時30分から12時00分、13時00分から17時00分
・川崎区役所衛生課(044-201-3222)
〒210-8570 川崎市川崎区東田町8
・幸区役所衛生課(044-556-6681)
〒212-8570 川崎市幸区戸手本町1-11-1
・中原区役所衛生課(044-744-3271)
〒211-8570 川崎市中原区小杉町3-245
・高津区役所衛生課(044-861-3322)
〒213-8570 川崎市高津区下作延2-8-1
・宮前区役所衛生課(044-856-3270)
〒216-8570 川崎市宮前区宮前平2-20-5
・多摩区役所衛生課(044-935-3306)
〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775-1
・麻生区役所衛生課(044-965-5164)
〒215-8570 川崎市麻生区万福寺1-5-1
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