2011年3月11日に発生した東日本大震災において、もっとも多かった火災原因は次のうちどれでしょう?
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2011年3月11日に発生した東日本大震災において、もっとも多かった火災原因は次のうちどれでしょう?
答え:(2) 電気(通電)
東日本大震災では大規模な停電が発生し、停電が復旧した際の再通電時に出火する、いわゆる「通電火災」が多数発生しました。火災原因が特定されたもののうち過半数が電気に起因したものです。
「通電火災」のメカニズム
・転倒した家具の下敷きになり損傷した廃線などに再通電し、発熱発火する。
・落下したカーテンや洗濯物がストーブなどに接触した状態で再通電し、着火する。
・転倒したヒーターや照明器具(白熱灯)が可燃物に接触した状態で再通電し、着火する。
・熱帯魚の水槽が溢れ、空焚きになったヒーターが発熱発火する。
通電火災を防ぐためには!
・住まいの耐震性を確保して、家具等の転倒防止対策!
・感震ブレーカーを設置する!
・ストーブ等の暖房機器の周辺は整理整頓し、可燃物を近くに置かない!
・停電中は電化製品のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜く!
・避難するときはブレーカーを落とす!
お問い合わせ先
川崎市消防局臨港消防署
電話: 044-299-0119
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