産業・研究開発

川崎市では、持続可能な社会の構築に向けて脱炭素社会の実現をめざすとともに、市に集積する先端技術や、ものづくり産業、研究機関などの力を活かして、世界で輝き、企業に選ばれる、環境と産業が調和した、デジタル社会の先端で未来をひらくまちをめざしています。

産業都市として日本の高度成長を支えてきた川崎は、今や世界的な企業や研究開発機関が数多く立地する国際的な先端産業・研究開発都市となっています。また、技術力・開発力を生かしたものづくりが地域全体で受け継がれています。

川崎区殿町に立地する「キングスカイフロント」はライフサイエンス・環境分野の研究開発から新産業を創出するイノベーション拠点です。

「新川崎・創造のもり」は、産学官の連携により新しい科学技術や産業を創造する研究開発拠点。商用量子コンピューター 「Kawasaki」も設置されています。

公害を克服する過程で高い環境技術を蓄積してきた川崎市では、環境と産業が調和した持続可能な社会の実現を目指しています。
また、2020年11月に脱炭素戦略「カーボンゼロチャレンジ2050」を策定し、市民、事業者、行政が一丸となり、2050年の脱炭素社会の実現を目指しています。

観光振興を通じて「まち」のあらゆる愉しみ力を高めることを目指しています。
市内に多数存在している産業遺産、先端技術施設などの川崎の特性を活かして産業観光を推進しており、工場夜景の魅力などを発信しています。

農業分野では、川崎らしい持続可能な農業経営の実現に向けた取組を推進しています。
また、のらぼう菜の新品種「川崎市農技1号（愛称：かわさきつや菜）」やハーブペッパー「香辛子」など、おいしく栄養豊富な地場野菜が川崎から新たに誕生するなど、新しい試みも始まっています。（写真は香辛子）