基本施策 3-2-(2)　教育環境の整備

実行計画について
政策体系
政策体系別計画を構成する7つの基本政策と体系数
基本政策　目次
政策の執行を支えるその他の事務事業・経費
区計画
政策体系別計画事業費

• 安全で快適な教育環境を提供しながら地域資源として学校を有効に活用するため、学校の適正規模・適正配置を踏まえながら校舎の改築や耐震補強を行うなど計画的に学校教育施設整備を行うとともに、子どもたちへ効果的な指導を行っていくため、情報教育や体験学習など多様な指導方法に適応できるよう学校施設設備を整備していく必要があります。

• 子母口小学校については、過大規模及び学校施設の狭あいを解消するために、市営蟹ヶ谷四方嶺住宅跡地周辺での学校の新設に向けた取組を進めます。
• 小・中学校の普通教室に、冷房設備を2009年度末までに設置するとともに、トイレの環境改善整備を実施し、教育環境の快適化を図ります。
• 全ての小・中学校の耐震補強工事を2008年度末の完了をめざし推進します。
• 耐震補強工事が不可能な校舎については、大規模改修を行うことにより、全ての小・中学校の校舎の耐震化に向けた工事を2010年度末までに実施します。
• 地域の方や保護者を中心としたボランティアと学校の協働により、普通教室等への校内LANを整備します。また、この整備にあわせ、普通教室等へパソコンを設置していきます。

• 少子化により市立小・中学校の小規模化が進む一方で、大規模な住宅開発等の影響により一部地域の学校では過大規模化が進行しています。
• こうした状況の中で、過大規模校では、学校・学年を単位とした行事の企画や校外学習の活動内容、また、特別教室、体育館などの施設利用等への影響が懸念されます。
• 一方、小規模校では、児童生徒にとって人間関係が固定化され、多角的なものの見方や考え方を学んだり、多様な人間関係を築いたりする機会が少なくなるなど、教育効果への影響が心配されています。

• 白山小学校・王禅寺小学校及び白山中学校・王禅寺中学校については、統合により適正規模化を図ります。
• また、桜本小学校・東桜本小学校については適正規模化を推進し、教育環境の改善を図ります。
• 子母口小学校については、過大規模及び学校施設の狭あいを解消するために、市営蟹ヶ谷四方嶺住宅跡地周辺での学校の新設に向けた取組を進めます。

• 個性豊かで特色ある教育を行っている私立学校等は、それぞれの創意工夫によって財政基盤の安定化を図り、多様な教育活動を実践し、魅力的な学校となるよう努めています。
• 市民の多様化する教育ニーズに応えるため、個性豊かな教育を実践する私立学校の教育環境を充実させることが必要です。
• 他都市の事例も参考にしながら、補助金の支給だけでなく、より効果的な手法によって助成を行う必要があります。

• 教材や教具等備品の購入や教職員の研修に要する経費の一部補助、通学路の安全対策など学校が抱える諸課題の解決に向けた取組を進めます。
• 私立学校等の意見の集約に努め、国・県を補完する立場で真に必要な事業について補助を実施します。