基本施策 2-5-(1)　医療供給体制の確保

実行計画について
政策体系
政策体系別計画を構成する7つの基本政策と体系数
基本政策　目次
政策の執行を支えるその他の事務事業・経費
区計画
政策体系別計画事業費

• 高齢化の進行や医療に関する患者の意識の変化など、医療を取り巻く環境が大きく変わる中、持続可能な医療制度の構築をめざした国の医療制度改革が行われています。
• こうした社会環境の変化に対応するため、新たに策定する地域保健医療計画に基づき、市民が安心して暮らせる地域保健医療環境の充実に向けた取組が必要となっています。
• 稲田登戸病院の閉院に伴う北部保健医療圏の病床不足に対しては、地域医療審議会等において承認された新たな病床整備計画の実現に向けた取組が進められています。
• 病院と診療所の機能分担などにより地域医療機関の連携を推進し、病状に応じた適切な医療が受けられる体制づくりの推進が求められています。
• 市民の健康、医療に対する意識の高まりに対応し、医療技術の高度化とともに、QOL（生活の質）の向上をめざした医療環境の整備が求められています。

• 地域医療審議会を開催し、本市の地域医療に関する重要事項を調査・審議します。また、多様化する市民の医療ニーズに対応したがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病などの生活習慣病対策や救急医療の充実、高度先端医療との連携に向けた取組など地域保健医療計画の着実な推進を図ります。
• 北部保健医療圏における必要病床の確保並びに市民ニーズの高い、産科、小児科を含む総合的な医療供給に向け、新たな病床整備計画の実現に取り組みます。
• 医療機関において医療法等の定める基準が遵守されることにより良質かつ適切な医療が提供されるよう、医療法に基づく立入検査を実施し、法令に基づく適正な許認可事務及び指導を行うとともに、医療安全相談センターにおいて、医療機関等に関する苦情等に迅速・適切に対応します。
• 必要な血液を確保し、安全で安定した供給を図るため、献血に関する啓発・広報活動を実施します。
• 市民に対する医薬品等の安全性の確保と信頼を高め、医薬品等による健康被害を防止するため、薬局、医薬品販売業等における監視指導を充実させます。

• 医療技術の進歩による医療の高度化・複雑化に伴い、資質の高い看護職員の養成が求められています。
• 医療を担う専門性の高い看護職員の確保と市内医療機関への定着を促進する取組を着実に実施することが求められています。

• 看護に関する高度な知識及び技術を身につけるとともに、豊かな教養と人格を備え、社会の保健医療の向上に寄与する有能な人材を育成するため、看護短期大学の管理運営の中で、カリキュラムの充実、市内医療機関への就職を勧奨する進路ガイダンス等を実施します。