2 将来ビジョン
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そこで、私が描く川崎の将来ビジョンですが、川崎を日本一幸せのあふれるまち、最も幸福という意味の「最幸」のまちにする。これが私のビジョンであります。
「最幸」のまちの、ひとつのシンボルは「子どもたちの笑顔」ではないでしょうか。子どもたちの笑顔が、学校に、街角に、家庭にあふれる、そうしたまち。
子どもたちの笑顔のあるまちは、お父さんやお母さん、お年寄りたちも幸せを感じられるまちでもあると思います。
子どもたちの笑顔が、10年先、20年先にも、まちにあふれるために、何をしていかなければならないか、それが私たちに課せられた課題ではないでしょうか。
そのひとつの答えは、「持続可能な社会」をつくることだと考えています。
確かに、経済のエンジンを回すこと、「成長」は不可欠です。すなわち「力強い産業都市」を目指すことが必要です。しかし、それだけでは十分ではありません。
同時に、「安心して暮らせるふるさとづくり」を進めなければなりません。
例えば、子どもを安心して生み、育てることのできる仕組みづくり。元気なシニア世代が社会に貢献しながら生きがいを持てる地域づくり。経済においても、外から大企業を持ってくるだけでは、地元の企業や商店は潤いません。地域の中で企業同士が協力して新たな産業を興す。市民も遠くに買い物に行くのではなく、顔の見える近くのお店で買い物をする。こうした地域内の循環が大切なのです。
これらは一言でいえば、「社会の成熟」であります。
私は、将来を見据えて、この川崎において、「成長と成熟の調和」を目指したいと考えます。
すなわち、「力強い産業都市」と「安心のふるさと」、この二つの調和によって、子どもたちの笑顔があふれるまちを実現すること、これが、現在そして将来の市民の「幸福」につながると確信しています。
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