第6回川崎市自治推進委員会
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平成21年11月16日(月)10:00~12:00
明治安田生命ビル 2階 第1会議室
配布資料
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第5回自治推進委員会の審議事項関係資料
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区民会議における参加と協働の取組状況について
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中原区区民会議の取組状況について
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麻生区区民会議の取組状況について
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「市民自治推進に向けた10の提言推進プラン」の進捗状況について
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第2期川崎市自治推進委員会報告書骨子案について
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自治推進委員会講演会結果報告について
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平成21年度第2回かわさき市民アンケートについて
開催概要
第6回「川崎市自治推進委員会」が平成21年11月16日(月)に開催され、“区民会議”の参加と協働の取組状況等について審議、意見交換を行いました。
委員会では、第2期区民会議の参加と協働の取組状況について、7区全体の状況と中原区、麻生区の事例報告を受け、意見交換を行いました。
また、第1期自治推進委員会の提言を受けて策定した「市民自治推進に向けた10の提言推進プラン」の進捗状況や今期(第2期)の報告書骨子案などについても討議しました。
審議のようす
報告:区民会議の参加と協働の取組状況について
区民会議における参加と協働の取組状況
平成18年度から1期2年でスタートした区民会議では、各区で団体推薦・区長推薦・公募による20人の区民委員が、地域の課題を抽出し、参加と協働による解決策の提案を調査審議しています。
- 地域課題の集約:アンケート、意見募集、委員の意見交換、各部署に寄せられる市民の声など
- 検討作業:年4回程度の全体会、その合間に開催されるテーマ別の部会の開催など
- 情報発信:区民会議だより等広報物、区民会議フォーラム・報告会等の開催
- 課題解決の取組例:外国人市民向けメールマガジン(川崎区)、資源回収情報冊子(幸区)、防災座談会(高津区)、公園体操立上げ支援、マップ(宮前区)、市民活動支援コーナーの環境整備(多摩区)など
区民会議の流れ
地域課題の把握
地域課題の集約・整理
↓
審議事項の選定
↓
課題の共通理解
現状把握・共有
↓
解決策の検討
短中期目標・役割分担
↓
課題解策の取組
区民会議、区民、関係団体、行政による役割分担担
第2期 中原区区民会議の取組状況
畠山中原区長
「放置自転車問題」「これからの地域コミュニティづくり」「まちの魅力を見つける」の3テーマに取り組んでいます。全体会では専門家の講義なども受けたほか、課題調査部会をテーマ毎にメンバー構成し、検証・調査の充実を図っています。
課題解決に向けた取組として、自転車マナーの啓発活動やコミュニティづくりのためのあいさつ運動などに委員や関係団体が自ら積極的に参加しています。
また、第1期に続き、「協働推進事業検討部会」を設け、区役所の協働推進事業に対する評価や意見交換を行っています。
第2期 麻生区区民会議の取組状況
磯野麻生区長
「地域交流部会」、「環境部会」を設置して、課題解決に向けた調査審議を行っています。また、課題によっては他団体と協働でモデル事業も実施しています。
「地域交流部会」では、○A 市民活動支援…地域拠点としてのこども文化センターの調査、○B 芸術のまちづくり…新百合ヶ丘駅周辺での小学生の絵画展示や美化清掃活動、○C コミュニティづくり(世代間交流)…専修大学・公立保育園と協働し、エコ紙芝居などによる環境教育の実践、などに取り組みました。「環境部会」でも○A 区内の環境データ・資源をまとめたエコカルテの作成、○B 区役所内のレストランあさおを中心とした生ごみリサイクルと地産地消、○C 環境家計簿などのテーマに取り組んでいます。
幸区区民会議の様子
自転車マナーの啓発活動(中原区区民会議)
美化清掃活動(麻生区区民会議)
意見交換:区民会議の参加と協働の取組状況について
●区民会議の意義・成果等について
- 地域課題への市民の当事者意識を育んでいる点が素晴らしい。川崎の市民自治のあり方としてもっとアピールすべきだ。
- 制度や運営上の課題はまだあるが、区民会議の誕生により自治の新たな動きが生まれてきていることはまちがいない。
- 地域で地域課題の解決に取組む組織が自主的に形成されていくことが理想である。
- 地域コミュニティが共通テーマとなっているが、そのアプローチ方法に各区の個性が現れている。
- 市民も取組を通して生活の充実や達成感、地域でのつながりや信頼関係の形成などの精神的報酬を得ることができる。
- 市民と行政が地域の課題を解決するために、協力することにより、双方の意識改革が進んでいく。
●区民会議の進め方、今後などについて
- 条例関連や局間連携が必要な課題など、行政主導で進めざるを得ない地域課題についても、新たな手法の導入など、参加・協働への可能性を探っていくことが望まれる。
- 行政や他団体との連携や協働による取組の実施が成功への鍵である。役割分担も検討しながら進めることが、より実現性の高い提案につながる。
- まちづくり推進組織などとの調整や役割分担も各区の状況に合わせて進めていくのがよいのではないか。
- 区民会議が地域に密着した場となり、地域課題に対し、地域に近い所で、市民自らが役割分担を考えていくことが重要。
- 活動団体の母体を持たない公募委員の提案を地域の関係団体と連携して実現していくことが区民会議の腕の見せどころ。
●参加・協働による市民自治を推進するには?(報告書のまとめに向けて)
- 行政職員の人材育成や意識改革も重要だ。職員も経験の中で鍛えられていく面がある。
- 市民が自らを育む視点も大切である。また、企業にも企業市民としてのシチズンシップがある。
- 推進プランの進捗状況の報告を受け、委員会からの提言が確実に実行されていると感じた。今期の報告書も責任をもってまとめていかなければならない。
当日は川崎市男女共同参画センターの「すくらむ塾」受講生が会議を傍聴しました。
■傍聴者の感想
- 地域で行われている活動に対して、全体的・全市的な視点から議論されていると感じた。
- この委員会で議論している内容が市民が求めていることと齟齬がないように思う。
次回(第7回)の委員会は、次の内容で開催する予定です。
日時:平成22年2月1日(月)18:00~20:00
場所:高津区役所 5階第1会議室
審議テーマ:「第2期川崎市自治推進委員会の報告書のとりまとめについて」
- 傍聴が可能ですので、興味のある方は、ぜひお越しください。
お問い合わせ先
川崎市市民文化局コミュニティ推進部協働・連携推進課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2017
ファクス: 044-200-3800
メールアドレス: 25kyodo@city.kawasaki.jp
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