第3回委員会
- 公開日:
- 更新日:
平成23年6月9日(木) 18:30~20:15
高津市民館11階 第2会議室
配布資料

「参加・協働の拠点としての区役所」に関する取組事例について審議しました。
第3回「川崎市自治推進委員会」が、平成23年6月9日(木)に開催され、市民館、スポーツセンター、道路公園センターが区役所の所管となったことに伴う事例を中心に、その成果と課題等について検討を行い、今後の区役所がめざす方向性について審議、意見交換を行いました。「生涯学習と市民活動との連携」「スポーツのまちづくり」「みどりのまちづくり、公園を活用したまちづくり」の3つのテーマについて、高津区と宮前区から主な取組事例と今後の方向性などについての報告がありました。

審議のようす

市民館・スポーツセンター・道路公園センターに関する区役所の取組について
「生涯学習と市民活動との連携」「スポーツのまちづくり」「みどりのまちづくり、公園を活用したまちづくり」の3つのテーマについて、高津区と宮前区から主な取組事例と今後の方向性の報告がありました。

生涯学習と市民活動との連携

主な取組事例
生涯学習支援課と地域振興課等の連携と役割分担の明確化
- 音楽のまち推進事業
- 公園体操におけるボランティア等の育成
- 「高津区こども・子育てフェスタ」・「大人の文化祭inみやまえ」など
区や市の施策と連動した事業の実施、施設の活用
- 「CCかわさき交流コーナー」の設置など
地域の人材育成を視野に入れた事業の連携
- 地域人材育成指針の策定など

今後の方向性
- まちづくり活動への発展
- 学びの場をきっかけに地域で活動したいと考える人への支援
- 地域人材の育成を視野に入れた生涯学習推進体制の整備

スポーツのまちづくり

主な取組事例
区のスポーツ活動のネットワーク化
- 高津スポーツネットワークづくり推進事業
NPO・企業と連携したスポーツによるまちづくり
- 高津総合型スポーツクラブSELF
- 川崎フロンターレ(フロンタウン鷺沼)
地域特性を踏まえたスポーツセンターの運営と事業実施
- 体育指導委員との連携

今後の方向性
- スポーツセンターの区内のネットワーク拠点としての活用
- 多様な主体との連携による事業実施とスポーツを通じたコミュニティの形成

みどりのまちづくり、公園を活用したまちづくり

主な取組事例
公園活用の推進
- 公園体操の実施
- 地元住民組織による公園管理の推進
提案型事業、区民会議提案との連携
- 「冒険遊び場」モデル事業
- 公園調査プロジェクト
- 「遊びの出前」
地域課題への対応
- ニヶ領用水を活用した事業
道路・河川と緑のコラボレーション
- 未利用地の緑化事業

今後の方向性
- 道路公園センターとの連携強化による区の施策の効果的な展開
- 道路、河川、緑の統合のメリットと区役所の地域力を生かした取組の実施

意見交換
2つの区からの事例報告を受け、「各組織が区役所組織に入ったことによる市民から見たメリットは何か」「報告にあった取組が地域活動・市民活動を支援できていると感じるか」などの視点から、委員が自らの活動体験などを踏まえて、意見交換を行いました。

主な意見の内容
- 冒険遊び場のモデル事業に携わった経験から、協働を進めていく中では、市民がいろんなことを提案しても、ハードルが高く、できないことがあると感じる。そのときに行政側から、どのようにやればいいかという"道のひらき方"を提案してもらえると、より市民と行政が協働できる。
- 宮前区の公園体操の例では、地域での協働に必要な人材を生涯学習の拠点である市民館を使って育成している。市民館で学んだ後の活躍の場が地域の活動拠点である公園にあるというかたちで、人材育成と活動拠点の活用がうまくつながっていると思う。
- 自分が市民館で自主企画事業や自主学級の提案をするときには、「こういう団体をつくりたい」「こういう活動に結び付けていきたい」という講座終了後の形をあらかじめ決めて応募するようにしている。講座が終わった後にそのまま解散になってしまうと、「活動」に結びつかない単なる「お勉強」の場になってしまうのではないか。
- 例えば冒険遊び場においても、公園で遊ぶときに、いかに周辺の地域を取り込めるかが肝要だと思う。プレーリーダーの育成も、単に遊び方を勉強するのではなく、これからはいかに地域を取り込めるリーダーを養成するかが求められている。
- 地域活動やボランティア活動に関心はあるけれど、どうしていいかわからない人が多くいる。区役所組織が新しくなったことで、多角的な情報発信ができるのではないか。
- 一般に10~30代は地域での活動に出てこないが、スポーツには世代を超えて人を惹きつける力がある。スポーツのネットワークづくりを大いに進めてほしい。
- 例えば冒険遊び場においても、公園で遊ぶときに、いかに周辺の地域を取り込めるかが肝要だと思う。プレーリーダーの育成も、単に遊び方を勉強するのではなく、これからはいかに地域を取り込めるリーダーを養成するかが求められている。
- 地域活動やボランティア活動に関心はあるけれど、どうしていいかわからない人が多くいる。区役所組織が新しくなったことで、多角的な情報発信ができるのではないか。
- 一般に10~30代は地域での活動に出てこないが、スポーツには世代を超えて人を惹きつける力がある。スポーツのネットワークづくりを大いに進めてほしい。

名和田委員長

髙木委員

谷本副委員長

守田委員

大下委員

池田委員

阿部市長

次回の委員会日程
次回(第4回)の委員会は、次の内容で開催する予定です。

日時
平成23年7月25日(月)18:30~20:30

場所
中原区役所5階 503会議室

議題
区における事例検討
- 子ども・子育て支援について
- コミュニティづくりについて
- 新たな地域活動の担い手について
傍聴が可能(先着10名)ですので、興味のある方は、ぜひお越しください。
お問い合わせ先
川崎市市民文化局コミュニティ推進部協働・連携推進課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2017
ファクス: 044-200-3800
メールアドレス: 25kyodo@city.kawasaki.jp
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