パープルリボンキャンペーン2023(女性に対する暴力をなくす運動)を行います!
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配偶者からの暴力、デートDV、性犯罪、ストーカー、人身取引、セクシュアル・ハラスメントなどの女性に対する暴力は、とても大きな人権侵害です。また性別にかかわらず誰もが自分らしく活躍できる男女共同参画社会を作っていくためには、克服しなければいけない重大な課題でもあります。
この問題についての啓発や教育の充実を目指し、国は11月12日から11月25日(女性に対する暴力撤廃の国際デー)までを「女性に対する暴力をなくす運動」期間としています。パープル色はこの運動のシンボルカラーで、川崎市においてもこの期間にあわせ、意識啓発に取り組みます。
女性に対する暴力根絶のシンボル「パープルリボン」
主な取組
1 市役所本庁舎ライトアップ
【点灯実施日時】
・令和5年11月12日(日)午後6時~午後10時
・令和5年11月13日(月)午後6時~午後10時
市役所本庁舎パープル色点灯イメージ
2 川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)における関連イベント
参加型アート『The Clothesline(クロースライン)』の実施・展示
『The Clothesline(クロースライン)』とは、メキシコのフェミニストアーティスト、モニカ・メイヤー氏が1978年から世界各地で続けているアート・プロジェクトです。参加者は、これまで受けた差別やハラスメントなどの経験を匿名で紙に書き、物干しロープ(clothesline)に洗濯バサミで挟みます。この作品では、これまで「ないこと」にされてきた声や、ジェンダーに基づく見えづらい差別・暴力を浮かび上がらせます(性別を問わずご参加いただけます)。
【 展示場所(各実施期間)】
・ 川崎市男女共同参画センター1階第1交流室【高津区】11月11日~11月30日
・ かわさき市民活動センター「ごえん楽市」【中原区】11月18日
・ 川崎市役所本庁舎「まちのひろばフェス」【川崎区】12月2日
川崎市男女共同参画センター(すくらむ21) では、 「女性に対する暴力撤廃」テーマに関連するセンター所蔵資料(書籍等)の展示(書籍の貸し出しも可)も行います。
「クロースライン」展示と連動したSNSでの展開
「実施会場に来られない方も参加できるよう、Instagramを中心としたSNS上でもクロースラインのメッセージを展開します。
・すくらむ21のInstagram(@scrum21_kawasaki)で、パープルリボンキャンペーンとクロースラインに関する情報の発信
・ストーリー上でメッセージを募集し、集まった内容をInstagramと実施会場内で紹介instagram「すくらむ21」
【内閣府】「令和5年度 女性に対する暴力をなくす運動」
内閣府では、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、全国のタワーやランドマークなどを紫色にライトアップする、パープル・ライトアップを実施しています。パープル・ライトアップには、女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼びかけるとともに、被害者に対して、「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください。」というメッセージが込められています。
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- 令和5年度 女性に対する暴力をなくす運動外部リンク
内閣府のホームページです。
- 特集 性犯罪・性暴力対策外部リンク
内閣府のホームページです。
ひとりで悩まず、ご相談ください
川崎市の調査では、DV被害にあった人の内、52.9%が「どこ(だれ)にも相談しなかった」となっています。DVやセクシュアル・ハラスメント、性犯罪、ストーカー行為などは犯罪となる行為をも含む人権侵害です。近年はJKビジネス、アダルトビデオ出演強要など、若年層を対象とした性的な暴力の形態の多様化も問題となっています。ひとりで悩まずに下記へご相談ください。
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- 川崎市DV相談支援センター(配偶者等からの暴力被害に関する相談窓口)
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- 性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター#8891外部リンク
内閣府では、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターを各都道府県に設置しています。全国共通番号(♯8891はやくワンストップ)に連絡すると、最寄りのワンストップ支援センターに繋がるサービスを実施しています
- 性犯罪に関するSNS相談外部リンク
内閣府では、性暴力に関するSNS相談「Cure Time(キュアタイム)」を開設しています。
- 配偶者からの暴力の防止に関する情報
川崎市の相談窓口の案内をしています。
- 神奈川県配偶者暴力相談支援センター外部リンク
神奈川県の相談窓口の案内をしています。
- DV相談プラス外部リンク
内閣府では、DV相談について専門の相談員が受けるDV相談プラスを設置しています。電話・メール相談は24時間受付、チャット相談は12時~22時の間対応しています。面談・同行支援などの直接支援も実施しています。
- JKビジネスに関する相談窓口外部リンク
内閣府によるJKビジネスに関する相談窓口案内です。
- AV出演強要に関する相談窓口外部リンク
内閣府によるアダルトビデオ出演強要に関する相談窓口案内です。
このほか、法務局では女性の人権問題に関わるさまざまな相談をうける「女性の人権ホットライン」を設置しています。11月15日(水)~21日(火)は強化週間外部リンクとして相談受付時間を拡充して実施しています。
お問い合わせ先
川崎市市民文化局人権・男女共同参画室男女共同参画担当
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2300
ファクス: 044-200-3914
メールアドレス: 25zinken@city.kawasaki.jp
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