介護保険制度とはどんな制度か
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(1)介護保険ってどんな制度?
我が国では、世界に例を見ない速さで高齢化が進行し、介護の長期化・重度化が進む一方で、核家族化・高齢者のみ世帯の増加など、家族形態も大きく変化しています。このような状況の中で、国民の老後の最大の不安要因である「介護」の問題を社会全体で支えていくために創設されたのが、平成12年4月にスタートした「介護保険制度」です。
介護保険制度では、一定の年齢に達した後に保険料を納め、介護が必要になったときにサービスを受ける仕組み(社会保険方式)になっています。その際、利用者は受けたいサービスを自由に選択し、その事業者と契約を結ぶことで、総合的に利用することができます。
介護保険制度の運営主体(保険者)は、各市町村です。川崎市では、保険者として保険料の徴収、要介護認定、保険給付等の業務を行うとともに、市民の方々が安心して利用できるよう、サービス量の確保及びサービスの質の向上に努めています。
(2)介護保険制度の財源
介護保険給付にかかる事業費は、社会全体で支え合う仕組みになっており、川崎市における財源構成は下の表のとおりです。
また、65歳以上の方の負担割合は、おおよそ5分の1となっております。
保険料 | 公費(税金等) |
---|---|
65歳以上の方(第1号被保険者) 24.3% | 国・神奈川県 35.2% |
40歳以上65歳未満の方(第2号被保険者) 28% | 市 12.5% |
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お問い合わせ先
川崎市健康福祉局長寿社会部介護保険課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2678
ファクス: 044-200-3926
メールアドレス: 40kaigo@city.kawasaki.jp
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