特定原材料検査
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目的・概要
食物アレルギーは患者数が増加傾向にあり大きな社会問題になっています。
食品表示法では、アレルゲンの中でも重症度・症例数が高い8品目(卵、乳、小麦、そば、落花生(ピーナッツ)、えび、かに、くるみ)を「特定原材料」として表示を義務付けています。
※食品表示基準の一部改正により、2023年3月9日から、「くるみ」が特定原材料に追加されました。表示に関わる経過措置期間が2025年3月31日までとなっています。
さまざまな加工食品について、特定原材料の検査を行い、アレルゲンを含む食品の表示が適切かどうかを調べています。
特定原材料ってなに?→消費者庁ホームページ「食物アレルギー表示に関する情報」へリンク外部リンク
検査項目
- 卵
- 乳
- 小麦
- そば
- 落花生(ピーナッツ)
- えび
- かに
- くるみ(導入検討中)
方法
例)卵(スクリーニング検査)の場合
- 食品をフードカッターで細かく均一にし、卵成分を取り出しやすくします。
- 抽出液を加えて、振とう器で一晩振ることにより、卵成分を抽出液に溶かします。
- 遠心分離して測定の邪魔になる不純物を減らします。
- 卵成分だけを認識する抗体を使って卵成分を分離し色をつけて(ELISA法)、
卵成分がどれだけ入っているかを測ります。
お問い合わせ先
川崎市健康福祉局健康安全研究所
住所: 〒210-0821 川崎市川崎区殿町3-25-13 川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)2階
電話: 044-276-8250
ファクス: 044-288-2044
メールアドレス: 40eiken@city.kawasaki.jp
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