【新型コロナウイルス感染症】感染予防について
市民の皆様へ
〇現在、主流となっている新型コロナウイルス(オミクロン株)の潜伏期間はこれまでのおおよそ5日間から3日間と短く、感染の広がりは3~4倍に早くなっているため、感染が急速に拡大していることになります。人に感染をさせるようなウイルスは発症から9日間以内に、あるいは症状が改善してから2日間以内に消失する(人にうつさなくなる)とされています。
また、ワクチンを2回接種した人は、接種していない人に比べて入院率・重症化率は明らかに低くなることが国内外から報告されています。一方で、2回の接種を受けても完全に発病を防げるわけではなく、その場合には他の人に感染を広げることもあり、また中には中~重症になる場合もあるので、接種券が届いた方は3回目の接種をできるだけ早く受けておくことをお勧めします。
風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、お一人お一人の咳エチケットや手洗いの実施、3密を避けるといった基本的な感染症対策は、デルタ型ウイルスであってもオミクロン型ウイルスであっても変わらない有効な方法です。
〇「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」では一人の感染者が複数に感染させた事例が報告されています。そのため、集団感染を避けるために、換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けていただくようお願いいたします。
「うつらない」「うつさない」ためのポイントをまとめました。
マスク着用のポイント
- マスクを着ける前に、しっかりと手を洗いましょう。
- マスクを鼻の形に合わせて、隙間を防ぎましょう。
- マスクはあごまで覆うようにし、顔にフィットさせましょう。
- マスク着用しているときは、マスクの表面に触れないようにしましょう。
- マスクの表面を触ったときは手を洗いましょう。
- 使い捨てマスクを捨てる際は、ビニール袋に入れ、口をしばって捨てましょう。

厚生労働省からマスク着用の考え方が示されました。屋外・屋内でのマスクの着用(PDF形式,598.50KB)、子どものマスク着用(PDF形式,530.00KB)、マスクと熱中症リスク(PDF形式,1.02MB)についてご参考ください。
<屋外>
○マスク着用を推奨
他者と身体的距離(2m以上を目安)が確保できない中で会話を行う場合のみです。
○それ以外の場面については、マスクの着用の必要はありません(例:公園での散歩やランニング、サイクリング/徒歩や自転車での通勤、屋外で人とすれ違う場面)。
特に夏場については、熱中症予防の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨します。
<屋内>
○マスク着用の必要がない
他者と身体的距離が確保できて会話をほとんど行わない場合(例:距離を確保して行う図書館での読書、芸術鑑賞)のみ。
○それ以外の場面については、マスクの着用を推奨します。
<小学校から高校段階の就学児について>
○マスク着用の必要がない
(屋外)
他者と身体的距離が確保できる場合(例:離れて行う運動や移動、鬼ごっこなど密にならない外遊び)や、他者と距離が確保できなくても会話をほとんど行わない場合(例:屋外で行う教育活動(自然観察・写生活動等))
(屋内)
他者と身体的距離が確保できて会話をほとんど行わない場合(例:個人で行う読書や調べたり考えたりする学習)
<保育所・認定こども園・幼稚園等の就学前児について>
・2歳未満の子どもでは推奨されません。
・2歳以上の就学前の子どもについても、個々の発達の状況や体調等を踏まえる必要があることから、他者との身体的距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めていません。
本人の体調がすぐれず持続的なマスクの着用が難しい場合は、無理に着用する必要はなく、特に夏場については、熱中症予防の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨します。
~厚生労働省ホームページから引用~
会話するときのポイント
- 真正面での会話は避けましょう。
- 互い違いに座るなど正面にならないような工夫をしましょう。
- やむを得ず対面で会話をする際は、十分な距離を保ちましょう。
- 大声での会話はマスクをしていても避けましょう。
- 会食時は、マスクを外す時間が長くなりがちなため、どうしても感染のリスクが高くなります。
今の時期は特に、同居している家族以外との会食はできる限り避けるようにしてください。
手洗い・消毒のポイント
- 石鹸を使って30秒以上かけて洗いましょう。
- 手洗いができないときは消毒用のアルコールの活用も効果的です。
- こんなときは必ず手洗いをしましょう!
1 帰宅したとき
2 食事の前
3 トイレの後
4 くしゃみ、鼻をかんだ後
5 マスクを触ったとき
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部
電話:044-200-2441

