HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の導入方法
- 公開日:
- 更新日:
HACCPに沿った衛生管理のうち、小規模な営業者が行う「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の導入方法を解説します。
制度の概要を知りたい方は、こちらのページを御覧ください。
小規模飲食店向けの解説動画を公開しました。
用語解説
衛生管理計画(計画)
施設で行う衛生管理を、項目ごとに「いつ」「どのように」「問題があったときどうするか」まとめたもの
食品の取扱いに共通する一般衛生管理に、特に重要な工程を管理する重要管理を必要に応じて加えた内容とする
衛生管理計画書の様式例はこちらをご覧ください。
記録表
日々の衛生管理が、「計画通りに行われたか」「行われなかった場合、どう対処したか」を記録するもの
記録表の様式例はこちらをご覧ください。
導入のための3ステップ
ステップ1 手引書を読む
手引書(厚生労働省のホームページ外部リンク)を次のポイントを意識しながら読みます。
ポイント1 業種ごとに必要な衛生管理
手引書は業種別にあります。自分の業種に求められる衛生管理を確認します。
ポイント2 衛生管理・記録表の作成例
自分の施設ではどのような計画をたて、どう記録するかを想定します。
ステップ2 計画を作る
手引書付属の様式などを使用して、計画をたてます。また、計画に対応した記録表が必要になるので、あわせて準備します。
既に自社マニュアルと記録表があり、手引書の内容に合っている場合は、それを適宜加工して使用することも可能です。
例:小規模な一般飲食店の場合(リンクをクリックすると画像が開きます)
関連記事
- HACCP(ハサップ)衛生管理計画と記録表の様式
施設に合った衛生管理計画の作成に活用できます。
ステップ3 記録する
計画に基づいて、日々の衛生管理を実施し、その状況を記録表に記録します。
また、記録表の内容を定期的に見直し、計画の改善が必要な場合には計画の見直しを行います。
例:小規模な一般飲食店の場合(リンクをクリックすると画像が開きます)
関連記事
- HACCP(ハサップ)衛生管理計画と記録表の様式
施設に合った記録表の作成に活用できます。
計画と記録表の取扱い
計画と記録表は施設に備え付け、川崎市の食品衛生監視員が巡回した際などに確認できるようにしてください。
記録表の保存期間は、手引書推奨の期間や取り扱う食品の期限などを参考にしてください。
問い合わせ先
営業施設を所管する区の地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課食品衛生係にお問い合わせください。
また、衛生管理計画等の作成会(受講料無料)もご案内しています。申請等の手続きや施設の調査に際して、担当の食品衛生監視員にお問い合わせください。(令和7年6月に実施の作成会申込みフォームです。)(PDF形式, 80.49KB)
- 川崎区 電話044-201-3221
- 幸区 電話044-556-6683
- 中原区 電話044-744-3273
- 高津区 電話044-861-3323
- 宮前区 電話044-856-3272
- 多摩区 電話044-935-3308
- 麻生区 電話044-965-5164
ただし、以下の施設については、記載の問い合わせ先にお問い合わせください。
- 中央卸売市場北部市場内の営業施設-健康福祉局中央卸売市場食品衛生検査所 電話044-975-2245
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部生活衛生課
食品安全担当/監視・表示担当
〒210-8577川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2445・2452・0221
ファクス:044-200-3927
メールアドレス:40syoku@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号116805
