羽田空港の機能強化に関する新飛行経路案に係る要望について
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羽田空港の将来の需要増を見据え、国土交通省は新飛行経路の見直し等による国際線の増便について、大きく2つのフェーズに分けて説明会を開催すると示されており、第1フェーズとして、本年7月から9月にかけて、説明会(オープンハウス型)が開催されました。その後、本年11月に第1フェーズの結果の概要が取りまとめられるとともに、第2フェーズの説明会が開催されることとなりました。
こうした中、地元住民から国土交通省航空局長及び川崎市長宛て要望書が提出されたことを受けまして、関係部局との協議・調整を踏まえ、平成27年12月8日付けで本市からも国土交通省航空局長宛て要望書を提出しました。
要望内容
- 地域住民の要請に応じ、教室型説明会やより小規模な単位の説明会、騒音影響や安全対策を体験するための現地見学会の開催など、さまざまな形の説明会を実施し、十分な理解を得られるよう努めること。
- 早期に具体的な騒音影響の程度、範囲を明らかにするとともに、大型機材や運航本数の制限、運用時間の短縮、低騒音機材の運航促進など、騒音影響を軽減するための方策を示すこと。
- 新飛行経路の運航により、一定のレベル以上の騒音影響が生じることが予測される場合は、住民の生活の安定を確保するため、住宅、学校、病院等の防音対策の対象施設を示すとともに、防音工事等の対策の対象区域及び内容を早期に示すこと。
- 殿町国際戦略拠点キングスカイフロントにおける研究開発機関等への騒音・振動等の影響を予測評価し、影響が明らかな場合は、新たな騒音対策制度を創設するなど必要な措置を講ずること。また、新飛行経路運用後においても、必要に応じて影響を調査するなど適切な対応を図ること。
- 石油コンビナート地域における企業活動への影響を把握し、必要に応じて対策を図るとともに、これまでよりも低高度で飛行することについての方針や落下物等の安全対策の考え方を早期に示すこと。
お問い合わせ先
川崎市まちづくり局交通政策室
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