羽田空港の機能強化に関する新飛行経路案に係る再度の要望について
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羽田空港の機能強化に関する新飛行経路案について、昨年12月に国土交通省航空局長宛て要望書を提出したところですが、これまでの国の対応及び関係部局との協議・調整を踏まえ平成28年6月13日付けで同省航空局長宛て要望書を再度提出いたしました。

要望内容
- 地域住民が求める説明会や、騒音影響を体験するためのB滑走路からの離陸機の試験飛行、現地見学会の実施などにより、引続き十分な理解を得られるよう努めること。
- 長距離国際線の制限や運航本数の制限、運用時間の短縮、低騒音機材の運航促進など、騒音影響を軽減するための対策を図ること。
- 新飛行経路の運航による住宅への法律上対策を講じる必要がある範囲は川崎市域の住宅地に及ばないとしているが、新飛行ルート案の運用により、これまで飛んでいなかった航空機が住宅地付近の上空を飛行することとなるため、地域への配慮について柔軟な対応を図ること。また、学校、病院等についても、防音工事等の対策の対象区域及び内容を早期に示すとともに、法律上の必要な対策に加え、防音工事等の柔軟な対応を図ること。
- 殿町国際戦略拠点キングスカイフロントにおける研究開発機関等への騒音・振動等の影響について、試験飛行に基づく、より詳細な調査の実施等により十分な理解を得られるよう努めるとともに、新飛行経路運用後においてもその影響調査を実施し、必要に応じて法整備も視野に入れながら、適切な対応を図ること。
- 石油コンビナート地域における企業活動への影響の把握に継続的に取組み、必要に応じて対策を図るとともに、これまでよりも低高度で飛行することについての具体的な内容や落下物等の安全対策に対する考え方を早期に示すこと。さらに、航空機がコンビナート上空を低高度で飛行する場合においては、市や地元と連携し、周辺地域を含めた継続的な防災力の確保・向上に取組むこと。
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前回、平成27年12月8日付けで国土交通省航空局長宛てに提出した要望です。
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