川崎臨海部しごとスタイルプログラム 若手社員インタビュー(東京電力パワーグリッド株式会社)
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東京電力パワーグリッド株式会社川崎支社 下村 基さん
経歴
川崎市川崎区出身 川崎市立川崎総合科学高等学校総合電気科卒業
2021年に東京電力パワーグリッド株式会社へ入社
現在、川崎支社 川崎制御所 配電保守グループに勤務
入社の理由
高校時代、本当に勉強全然できなかったし、やってこなくて、遊びまわってました(笑)
当初、就職について考え始めた2年生の頃は、漠然としたイメージも持ててない感じでしたが、3年生に入ってから、なんで総合科学高校総合電気科へ入学したのかを考えました。
やっぱり、電気がないと生活が出来ないし、どの様に電気が送られてくるのか、電気が送られてこなくなったらどうするんだろうと素朴な疑問が出てきて、今の会社を見つけました。
パンフレットを見ると、電気を送るだけではなく、電気に関するさまざまな業務を行っている会社だったので、もっと知りたいと、興味をそそられて入社しました。
現在の業務
自社の業務の中でも、現場の最前線で、皆様に安心して電気をご利用いただけるよう、電力を届ける電柱や歩道にある緑のボックスなどの配電設備の保守・メンテナンス・点検等を行っています。また、停電した際に、早期復旧を目指して、緊急対応も行っています。
勤務は2名体制で行う交代制夜間勤務(夜勤)もあります。
夜勤は最初、慣れなかったですが、会社が順応できるように仕事を組んでくれました。今は、だいたい週1回の夜勤ですが、慣れたので、明朝帰れるのでラッキーくらいの感覚ですね。夜勤が終わった日に友達と予定組むと、自分は友達と遊ぶまでにめちゃめちゃ寝て、めちゃめちゃ元気に遊びに行けるメリットもあります。
勤務は交代可能ですし、時間の融通がつきやすく、休みも取りやすいです。
夜勤は手当が支給されるので生活の幅が広がります。仕事へのモチベーションにもつながります!

入社する前と、現在で、自社のイメージが変わった点
入社する前は自社が関東全域の電気を供給しているので、発電所のイメージが強かったです。
入社後は業務ごとにさまざまなグループがあり、いろいろな方々が携わっているので、こんなに多くの方々が電気の安定供給のために従事している、という規模感は大きく変わったかなというのはありますね。
また、現場での仕事ですが、昔は、怒鳴られたりとか普通にあったかもしれないですけど、今は時代も時代なので、皆さん、優しく温かく、作業を見守ってくれたり、教えてくれます。
自社の魅力
一番魅力的だなと思ったのは、福利厚生の面がものすごく充実していることです。いろいろな生活スタイルの方々がいる中で、社員に寄り添った制度が多岐にわたってあります。
それと、皆さん、コミュニケーションが取りやすく、フレンドリーで、働きやすいことですかね。困ったことがあれば先輩も親切に優しく教えてくれます。
仕事のやりがい・意義
電気がないと生活するのが厳しいという現代で、電気の安定供給というのは、責任の大きな仕事になりますし、意義はあるのかなと思います。また、停電した時や復電をした際に、お客さまから「ありがとうございます」「助かりました」という一言をもらえると、この仕事をやっていて正解だったのだなと感じます。
比較的、多くの方々に知られている会社なので、自分自身、責任感を持つようになりました。
川崎臨海部で仕事をする魅力
2点ありまして、1点目は、夜限定になってしまいますが、工場一帯がライトアップされている時は、言葉では言い表せないよう綺麗さがあります。夜に仕事をする時に、結構、見るのが好きですね。
もう一つは、多摩川の反対側にある羽田空港から飛行機が飛び立つのを電柱の上からバーッと見たり、そして、海沿いなので船とかも多いですし、普段あまり目にしない光景を見ることが多いので魅力的に感じます。
仕事で楽しいこと
設備の保守保全とか点検で、たまに、新しいことや未経験の対応をすると、自分の技術力や知見がより深くなっていっているなというのを実感できるタイミングがあると、楽しいなというのがありますね。
仕事でつらいこと
台風などの自然災害で、電気の復旧作業が長引いてしまう時が有りますが、そういった時は体力的にちょっときついなと思う部分もあります。
また、入社1年目の1月、初めて一人でお客さま対応した時、当たり前のことですが、お客さまから、一人前の社員として仕事をお願いされたときに自分の未熟さを感じました。この経験以降、意識が変わり、社会人として責任感が出てきて、資格取得等の勉強にも身が入る様になりました。仕事で必要な免許や資格を取得する費用は会社が負担してくれるので有り難いです。
高校時代にやっておけばよかったこと
高校時代に「こんなの使わないだろう」とちょっとサボっていた電気理論を、入社して直ぐ、めちゃめちゃ使うことがありました… 電気事業に関わる上では、電気理論だったり、電力系の勉強はやっておいた方が良かったなっていうのは入社してから常々思います。
勉強は本当にしなくて… 3年生になり、担任の先生に言われて、資格を取るために少し勉強した程度で…。
高校時代の勉強が少しでも頭の片隅に入っていれば、今の勉強の理解度はだいぶ違いますね…
パソコンに触れておく、慣れておくことも大事です。自分は学生時代に使っていなかったので苦労しました。
卒業したら、会えなくなる友達もいるので、学校にいる間は適度に勉強して、遊ぶときは遊ぶ、メリハリをつければ全然違うのかな。
今の高校生へのメッセージ
今後、進路を決める時期が必ず来ます。
その時、最初から一箇所に絞るのではなくて、例えば、海側で仕事をしたいから、電気が好きだから、など、いろいろな角度から自分が何をしたいのか考えて、また、周りにアドバイスをもらうと、進路が広がると思います。自分のやりたいことが明確になって、より自分が楽しく仕事ができるのかなと。
大学もそうですけど、仕事する上では楽しくできることが重要でもあるので、一方的な目線じゃなく、いろいろな角度から客観的に物事を見てもらって、今後の勉強にも活かしてほしいなと思います。
お問い合わせ先
川崎市臨海部国際戦略本部事業推進部
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3728
ファクス: 044-200-3540
メールアドレス: 59jigyo@city.kawasaki.jp
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