等々力緑地浸水対策に関する実地訓練の実施結果について（報告）

上下水道局では令和元年東日本台風による等々力緑地周辺地域の浸水に関する対策として、令和2年度から市民ミュージアム・等々力アリーナ・等々力球場・釣池等において、浸水防除の対策を進めるとともに各対策についての実地訓練を実施してまいりました。
今年度につきましても、令和4年6月に浸水対策における運用や効果を確認するため、実地訓練を実施しましたので結果を報告いたします。

• 日時：令和4年6月6日月曜日　午前9時から午前11時
• 場所：等々力緑地
• 天候：雨
• 参加人数：47名（職員及び施設管理受託事業者含む）

浸水対策は、等々力緑地全体にわたり、市民文化局、建設緑政局、中原区役所、上下水道局などが連携し作業を実施します。作業の実施に当たり、全体で作業手順や共有すべき情報等の確認などを行いました。

市民ミュージアムへの浸水対策として、土のう及びブルーシートで約60cmの導水壁を設置しました。

補助競技場への導水のため、グレーチングを取り外しました。

とどろきアリーナへの浸水対策として、止水板（ボックスウォール）を設置しました。

等々力球場の浸水対策のため、止水板設置・防水扉の操作・機能確認を行いました。

排水ポンプ車で釣池の水位を低下させることにより、地盤高の低いマンホールなどから溢水する雨水を釣池に受け入れます。
訓練では等々力緑地周辺地域からの導水を想定し、排水ポンプ車で釣池の水位に影響のない範囲で排水確認を行いました。

• 等々力緑地における浸水対策として、関係各局区が有機的に連携して作業を行い浸水対策を確実に実施できることが確認することができました。
• 今後も、より円滑な活動が可能となるよう訓練を重ねてまいります。