令和5年上半期(1月~6月)における川崎市内の火災概要
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川崎市消防局では、令和5年上半期における川崎市内の火災件数等を取りまとめましたのでお知らせします(本概要は速報であり、数値を訂正する場合があります。)。
火災件数は204件
上半期における川崎市内の火災件数としては最近10年間で最多!
火災件数は204件で、上半期における川崎市内の火災件数としては最近10年間(平成26年~令和5年)で最多の件数となっています。また、前年同時期と比較すると35件増加(20.7%増)しています。
火災原因別件数
1位 たばこ 30件(前年同時期+14件)
2位 放火 26件(前年同時期-3件)
3位 電気機器 24件(前年同時期+13件)
4位 こんろ 23件(前年同時期と同件数増減なし)
5位 配線器具 22件(前年同時期+5件)
電気火災が多発!!
電気火災が上半期で69件(火災件数に占める割合は約34%)と、多発しています。
(参考:前年同時期は50件)
近年発生した電気火災の統計では、電気コード、電池(リチウムイオンバッテリー等)及びプラグが原因となることが特に多いことが分かっています。
電気火災とは
電気機器、配線器具、電灯・電話等の配線、電気装置に起因する火災
発火源の例
リチウムイオンバッテリー、電気コード、プラグ、テーブルタップ等
こんな電気火災が発生しています。
事例(1)リチウムイオン電池の火災
《対策》モバイルバッテリーはリチウムイオン電池が内蔵されています。一般ごみとは別にして、決められた方法で廃棄しましょう。
事例(2)延長コードの火災
《対策》コードはまっすぐ伸ばしコードに熱がたまらないようにしましょう。
事例(3)コンセントプラグの火災
《対策》電源プラグはしっかりコンセントに差しましょう。
《対策》曲がった電源プラグは火災になる危険があります。使わないようにしましょう。火災による死者は3人で、前年より2人増加
火災による負傷者は28人で、前年同時期と同数となっています。
また、火災による死者は3人で、前年同時期と比較して2人増加しています。
消防局からのお願い
火災予防対策を
電気火災対策について
「電化製品は、取扱説明書どおりに使用する。」、「電気コードが傷んでいる場合や、プラグが変形している場合は使用を控える。」、「プラグはしっかりと差し込んだ状態で使用する。」等の基本的な対策をお願いします。
たばこ火災対策について
「灰皿に水を張り、確実に消火」、「寝たばこは絶対しない」等、日頃から喫煙マナーを守るようお願いします。
放火火災対策について
敷地内、建物外周部、ごみ集積場等の生活に身近な場所も放火犯に狙われますので、家の周りに燃えやすいものを置かない、ごみは決められた日の朝に出すなど、「放火されない環境づくり」に御協力をお願いします。
お問い合わせ先
川崎市消防局予防部予防課
住所: 〒210-8565 川崎市川崎区南町20-7
電話: 044-223-2703
ファクス: 044-223-2795
メールアドレス: 84yobo@city.kawasaki.jp
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