令和4年中の川崎市の火災概要
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火災の状況
火災件数 | 死者 | 負傷者 | 主な火災原因 | |||
放火 | こんろ | たばこ | ||||
令和4年 | 345 | 5 | 64 | 58 | 54 | 39 |
令和3年 | 363 | 11 | 53 | 71 | 32 | 51 |
増減 | -18 | -6 | 11 | -13 | 22 | -12 |

1 火災件数
令和4年中の火災件数は345件で、令和3年の363件から18件減少し、1日あたりの発生件数は約0.9件でした。
また、過去10年間の平均火災件数は約348件となります。
火災件数を建物、車両及びその他の火災に分類すると、建物火災が242件と最も多く、全体の70.1%を占めています。

2 火災原因
火災原因は、「1位 放火58件」、「2位 こんろ54件」、「3位 たばこ39件」の順となっており、前年と比較すると「放火」は13件減少、「こんろ」は22件増加、「たばこ」は12件減少しています。

3 火災による死者及び負傷者の状況
火災による死者は5人で、前年と比較すると6人減少しており、死者の発生原因別では、逃げ遅れによるものが3人、不明が2人となっています。
年齢別では、65歳以上の高齢者が4人、不明が1人となっています。
火災による負傷者は64人で、前年と比較して11人増加しています。

4 消防局から市民の皆様へのお願い
1.「放火」が火災原因の最上位であることから、家の周りに燃えやすい物を置かない、ごみは決められた日の朝に出すなど、「放火されない環境づくり」に御協力をお願いします。
2.住宅火災による被害の軽減に向けて、「住宅用火災警報器」の設置及び適正な維持管理をお願いします。いざというときに正しく作動するよう、定期的に作動確認を行うことを習慣づけてください。
3.調理中のこんろの火が袖口に燃え移るなど、使用器具の火が身に着けている衣類に着火する「着衣着火」が、近年、多発しています。寒くなる季節は特に注意しましょう。
4.こんろ火災が、前年と比較すると22件増加しています。「調理中はその場を離れない。」、「こんろの周囲に燃えやすい物を置かない。」といった基本的なことを習慣づけてください。
5.火災原因上位の放火、こんろ、たばこ以外にも、日常には思わぬ火災危険が潜んでいます。消防局では「火災を防ぐ豆知識」として、各種火災原因の予防対策を御紹介しておりますので、ぜひ御覧ください。

5 報道発表資料
川崎市消防局では、令和4年中の火災概況を報道発表しております。
報道発表資料(令和5年1月6日発表)
お問い合わせ先
川崎市消防局予防部予防課
住所: 〒210-8565 川崎市川崎区南町20-7
電話: 044-223-2717
ファクス: 044-223-2795
メールアドレス: 84yobo@city.kawasaki.jp
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