電気火災が多発しています!
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電気火災は近年、増加傾向
電気火災とは、その名のとおり、電気機器などが原因で発生する火災ですが、近年、増加傾向となっています。
電気火災の主な発火源
1位:電気コード(87件)
2位:電池(83件)
3位:プラグ(80件)
過去10年間(平成26年~令和5年)の累計件数です。
電気コード、電池、プラグが発火源となった火災だけで、過去10年間に川崎市内で2億円以上の損害が計上されています。
電気機器の火災が増えています
パソコン、モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホンなどの火災が増えていますので、次の点に注意し使用してください。
- USB端子や電源接続部にゴミや汚れがあるとショートして発熱・発火することがあるので、USB端子や電源接続部にゴミなどがないことを確認して使用する。
- 衝撃や外圧を与えると、リチウムイオン電池が使用されている機器は発火することがあるので、落下等させないよう取扱いに気を付けて使用する。捨てるときには、普通ごみとして廃棄せず、回収協力店へ持っていく。
- USB充電器、変換ケーブルの組み合わせによっては、発熱・発火することがあるので、電気機器の付属品かメーカー推奨品を使用する。
電気火災を防ぐポイント
電気火災を防ぐために、身の回りから基本的な対策を行いましょう!
電気コード
- 電気コードを束ねたり、重いものの下敷きになっている状態で使用しない。
- 電気コードが傷んでいる場合は使用を控える。
- 電源タップの許容電流を超えて電気を使用していませんか︖
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電池
- リチウムイオンバッテリーに衝撃が加わることによって火災になることがあります。日頃から取扱いに気をつけましょう。
- 電池を使用する製品は、取扱説明書どおりに使用する。非純正品のバッテリーが原因となった火災も多数発生しています。
- 異常がある場合は使用をやめて、メーカーや販売店に相談する。
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プラグ
- 定期的にプラグを抜いて、付着したほこりなどを掃除する。
- プラグはしっかりと差し込んだ状態で使用する。
- プラグに変形がある場合は使用を控える。
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