紙本着色 四十七士像
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紙本着色 四十七士像 1幅
年代
江戸時代〔延享元年(1744)〕
法量
縦117.3cm 横16.7cm
所有者
称名寺(幸区下平間183)
指定
市重要歴史記念物 昭和60年12月24日指定
解説
大石内蔵助(1659~1703)を頂点に、赤穂浪士四十七人を左右対称的に配置した柱掛風縦長の小品で、「延享甲子仲冬日鷹峯閑人賛」の銘と「日上幸川」の朱文方印をもつ。
図様は江戸時代に入って盛行した戦国武将列影図に範をとったものであるが、延享元年(1744)の年紀をもつところから、この種の作例の基準作品として貴重であり、細密精緻な描法が認められ画格も高い。
称名寺は赤穂浪士所縁の寺で、関係資料の蒐集とともに知られている。本図は武士道の鑑として喧伝された赤穂浪士の義挙を、武家列影図風に転写流布したもので、義士資料としても評価される。
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