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おしみず坂の元文二年銘庚申塔

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おしみずさかの元文二年銘庚申塔
庚申塔本体

 青面金剛像を浮き彫りにする駒形の庚申塔で、元は日吉交番の位置にあり、北加瀬村の村境に建てられたと伝えられる「北加瀬の七庚申」の一つです。昭和53(1978)年6月に現在の加瀬山おしみず坂へ移されました。

 塔身には「庚申講中/元文二丁巳閏十一月」と刻銘があり、元文2(1737)年に建てられたことがわかります。また、基台前面には人名とおぼしき刻銘が並んでいますが、摩耗により判読できません。

 江戸時代にこの地域で庚申講が盛んに行われていたことを表す文化財です。

員数

1基

種別

川崎市地域文化財 有形民俗文化財

所在地

幸区北加瀬1-38-6

年代

元文2(1737)年

規模

高さ71cm、幅40cm、厚さ23cm

公開情報

屋外にあるため、自由に見学可能です。