歩いてみました!かわさき区の宝物さんぽ(テキスト情報)
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おはようございます。
おはよう。
よし、今日は転校生に川崎の宝を紹介しよう。
いいですね、そうしましょうか。じゃあ出発「お~!」
さぁ着いたよ!
川崎大師のお土産の定番、久寿餅。
でんぷんの淡泊な味と黒砂糖の甘い蜜、きなこの香ばしさがほどよくからみあって昔懐かしい味わいを醸し出しています。表参道と仲見世通りで11軒のくずもち屋が軒を連ねています。今日はそのうちの一軒、「住吉」さんにお邪魔します。ではさっそく、くずもちができるまでの行程を見学してみましょう。くずもちという名前は、久兵衛の久の字と、無病長寿を祈って長寿の「じゅ」の字を付けて「くずもち」と名付けられました。くずといっても材料は「葛」でなく「小麦」です。
見学させていただき、ありがとうございました。創業当時から味は変わっていないのですか。
「はい、えぇーと厳密に言うと味は変化しています。というのも理由がありまして、例えばお砂糖の違いですとか、使える原料が使えなくなってしまったとか、そういったこと、ものがあります。ですので、作り方は変わっていませんが、味は微妙に変化しています。」
創業当時から製造過程は変わっていないのですか。
「はい。久寿餅の製造工程、過程としては一切変わっておりません。コンベアですとか部分部分で機械を使っていますけども、製造する工程におきましては一切変わっておりません。」
最後に久寿餅の美味しさを一言でいうなら、お願いします。
「はい、そうですね。口に入れたときのもちもちとした食感、そしてですね、甘さ、香り、バランスが取れた日本人ならではの味覚だと思います。」
次に見えてきたのは川崎大師・へいけんじ(平間寺)です。1128年に建てられて以来、約890年の歴史を刻む、川崎大師、へいけんじ。弘法大師をまつっています。厄除け、家内安全、交通安全などの御利益で知られており、初詣で多くの人で賑わうことで有名です。
「こちらは厄除け大師で有名な川崎平間寺でございます。毎年、お正月の参拝に全国で有数なお参りをしていただきます。」
こんなところに、池があるよ!
ここは「鶴の池」っていうんだよ。もともとはひょうたんのかたちで、鶴や鷺やとんでくるような池だったらしいよ。
境内はとっても広くて、いろんな場所があるんだね。
ここは仲見世通りです。せきどめ飴やさらし飴を切る、トントントンという音が響き渡っています。
川崎大師駅前にはこんなものもあります。これは「京急発祥の地碑」といって、京浜急行電鉄創立70周年を記念して、発祥の地である川崎大師駅に設置されました。
川崎大師駅のまわりには見どころがいっぱいある。川崎大師の門前町なんだ。次、いってみよう!
ここは川崎河港水門だよ。川崎区を貫く大運河計画の一環として、昭和3年に完成したんだって。まちをよく知る人に話を聞いてみよう。
「あの白いそびえ立った河港水門の上には、バスケット、かごの中に大きく盛ってあります、梨、桃、ぶどう、いちじくなど沢山の果物です。当時川崎は、長十郎梨、伝十郎桃、ぶどう、いちじくなど一大果物の名産地だったそうです。あの高さ約20、3メートル、幅10メートル、この河港水門はまさしく、その頃の私たちの川崎の宝、今でも皆さんの宝ですね。
川崎河港水門は国の登録有形文化財でもあるんだ。この水門は、今でも大雨による多摩川の増水時や、必要なときに開閉されるんだって。
続いてここは「東海道」を歩いてみましょう。江戸時代に整備された五街道の一つである東海道の宿場、川崎宿の玄関口になる場所です。
見てみて!ここは、東海道かわさき宿交流館。中に入ってみよう。映像や模型などがあって、川崎宿のことや川崎の歴史がよく分かるんだ。まち歩きの人が気軽に立ち寄ることができる休憩スペースもあるんだって。中にはガイドをしてくれる人もいるんだ。
「川崎には、川崎宿という歴史のある、大変全国から知られている街道があるのでちょっと簡単にそのお話を聞いてください。」
旅姿の衣装を着て撮影もできて楽しめるよ。今日はたくさん歩いてみたけど、川崎区には、歴史的な建物やお寺、美味しい名物などがいっぱいあるのがわかったね。どうかな?川崎のまちのこと、分かってもらえた?
うん!川崎には、宝物がたくさんあるんだね。
そうだよ!川崎区には、今日訪ねた場所以外にも自慢したいものや大切にしたいものがたくさんあるんだ。これらを「川崎区の宝物」と呼んで、このガイドマップで紹介しているんだよ。これからもぜひ多くの人に川崎区の魅力を知ってもらいたいね。また、街歩きをしてみよう!
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