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平成18年度第2回中原区区民会議

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地域で行われている活動(子どもの見守り)の様子

地域で行われている活動の様子

平成18年度第2回中原区区民会議が開催されました。

当日は、主に「地域の安全・安心をどのように守るか~子どもの見守り活動を中心に~」について、地域での活動の様子を紹介したビデオと、市立小学校の取り組みについて報告を受けた後、地域での取り組み活性化に向けた活発な議論が交わされました。

会議の内容は次のとおりです。

会議概要

日時・会場など

  • 平成18年10月18日(水) 午後6時から
  • 中原区役所5階会議室
  • 会議の傍聴人 20人

会議次第

  1. 開会
  2. 会議録確認委員の選任
  3. 議題
    (1)「地域の安全・安心をどう守るか」
     ~子どもの見守り活動を中心に~
    (2)今後の検討テーマについて
    (3)中原区協働推進事業について
     ~第1回協働推進事業検討部会の報告~
  4. その他

資料

  • 別添1、席次表(※1)
  • 別添2、委員及び参与名簿(※1)
  • 資料1、「地域の安全・安心をどう守るか」パワーポイント資料(※1)
  • 資料2、川崎市立中原小学校 学校便り「つながり」
  • 資料3、小杉二丁目町内会「地域の安全安心を守る運動」意見(※1)
  • 資料4、今後の検討対象となるテーマ(※1)
  • 資料5、中原区協働推進事業の流れ(※1)
  • 資料6、平成19年度中原区協働推進事業計画一覧表(※1)
  • 資料7、平成18年度中原区協働推進事業一覧表(※1)

議題検討における活動事例報告と主な委員意見

川崎市立中原小学校 白井校長先生から報告

  • 子どもの登下校の安全を守るお手伝いを地域の方にお願いして、安全パトロール隊が結成された。
  • 子どもを守ることと同時に、子どもを育てることの両立を目指したい。
  • 子どもを不審者から守るのに、行き帰りは親が見守り、学校の中では遮断するといったふうに大人の手元に引き寄せたままでいると、その子どもを守ることが、実は人と関わりを持つ、人を信じる、愛するといった心情を育て切れないことにつながるのではないか。
  • 子どもの笑顔がどこにあるかを考えたときに、休み時間や放課後はとても大事ではないかと思う。
  • どんなふうに子どもを守っていくか、一つ目は子ども自身の自ら守る力を育てることがあるのではないか。中原小学校では年2回防犯教室を 開催し、安全指導員による指導を受けている。もう二つ目は学校の敷居を低くし、いろいろな人に学校に入ってもらい、見守ってもらうということ。夏休みのふ れあいスクールでは、フロンターレや富士通レッドウェーブ、地域の方等に講座を開いてもらっている。三つ目は、毎朝生徒と先生とが校門に立ってあいさつ運 動を行っているということ。
  • あいさつ運動を学校だけでなく地域に広げていくというのは、ご近所づくりだと思っている。
  • 中原小学校の恵まれた環境として、一つはPTAによるパトロールや子ども110番がある。二つ目は、宮内小学校、宮内中学校を合わせた3校で協力して取り組みを行っている。三つ目に地域教育会議が活発なこと。中原小学校、宮内小学校、宮内中学校の3校で開催している。
  • 中学校区防犯会議で安全パトロール隊の提案を行った。狙いの一つ目は、見守り。二つ目は、抑止効果。安全パトロール隊が昼間巡回してい ると犯罪者が入りにくいまちになるのではないか。三つ目は、あいさつ。パトロールのジャンパーを着ている人には積極的にあいさつをするよう指導している。
  • 教職員が夏休みに学区を回って、安全指導員の指導を受けながら「安全マップ」を作成した。盲点になっているようなところが見えた。
  • 保護者と安全パトロール隊との連携が大事。
  • 市教育委員会では、保護者の携帯電話に不審者情報のメールを配信するサービスをもうじき開始する。
  • 子どもが実際に危険な目に遭った際、防犯ブザーを鳴らしたり大声を出したりするのは難しいと思う。ただ、子どもの意識を高める上で指導は今後もしっかり行っていく。
  • 子どもたちに朝会で安全パトロールや子ども110番を紹介している。また、見守ってくれている近所を大切にするようにと教えている。
  • 地域行事に子どもを積極的に参加させている。

委員からの主な意見・提案

  • いじめという問題を校長として認識したことはあるか。また、家族はコミュニケーションの基本と考えるが、最近の父親や母親の様子はどうであるか。
     →いじめの全くない学校はないだろうと思っている。いじめのないよう努力はしているが、多少はあるだろうと認識している。また、保護者、家庭について は、あまり家庭教育というと非常に教育が狭くなる可能性があることから、教室の中で、地域の中で、みんなで育てることを優先した方がいいと考えている。 (白井校長)
  • 犯罪に対する抑止効果を狙って、私どもの町内会でも子どもの見守り活動を行っている。先生方も加わっていただけないか。
     →勤務時間をずらして行っていくことは継続的には難しいと考える。学校の先生にもそれぞれ家庭の事情があり、地域でぜひその辺りをカバーしていただければと思っている。(白井校長)
  • 中原区民生委員児童委員協議会として、あいさつは生活の基本となることから、また学校との垣根をできるだけ低くしたいことから、あいさつ運動を始めた。
    あるまちでは、お年寄りが下校時間になると玄関先に椅子を持ち出して腰かけ、子どもたちにあいさつをしていた。ところが何日か見かけないことがあり、子どもたちが気にかけて先生に話したところ体調のすぐれないそのお年寄りを救うことができたという。
  • 青少年指導員とPTAだけでは見守り活動をやり切れないところがあるから、ぜひ町内会等にも輪を広げていきたい。
  • 事件については警察とも情報共有して、どの辺りにポイントを置いたらよいか検証をしたらどうだろうか。また、川崎は外から来ている人がたくさんいるので、町内会にできるだけ取り込んで行事に参加してもらえるような雰囲気づくりをお願いしたい。
  • 今の学校は門が閉まっている。それでいて災害避難場所にもなっている。安全とコミュニケーションをどうバランスとっていくのかが難しい。
  • 地域力を図っていくことが大事ではないか。地域で叱り育て、地域で活動していくことを心がけていきたい。また、学校だけでなく地域で見守りを進めていくために、この区民会議を通じて率先して地域の人たちに取り組みを広間手いきたいので、協力をお願いしたい。
  • 子どもたちの問題は、日本全体の問題になっている。対人不安は大人もそうなってしまっている。学校だけでなく、社会の誰とでもあいさつ できるような、また知らない人から叱られても普通という感じのそういう社会づくりにならないと、子どもたちの問題解決にならないのではないか。
  • 中原区は商店街の活動が非常に盛んだが、安全な商店街、お買い物しやすい商店街をつくっていく一環として、こういった安全・安心への取り組みにも積極的に参画していくことが必要と考えている。商店街も地域の宝である子どもたちを見守っていく活動にぜひ参画したい。
  • 放置自転車をなくす活動をしていると、抑止力について効果があると実感する。ぜひ見守り活動を根気良く続けていただきたい。また、まち に死角のない環境をつくるのも大切な行動ではないか。例えば塀の高さを1mくらいにして見通しのいいまちにすると犯罪の芽が摘めるのではないか。
  • こんなに豊かな日本で地域のみなさんを集めてあいさつ運動をしなければならないという残念なことになっている。子どもを取り巻く環境、児童虐待や不登校、親の養育放棄等についても話し合いたいと思っている。
     →子どもを抱える親が虐待にまで行き着いてしまうことについて本当はもっと議論しなくてはならない。(白井校長)
  • 武蔵小杉駅周辺の再開発でこれから新住民がどんどんやってくる。元々住んでいる我々
    と新住民とが一致団結して子どもたちを守るというような目に見える活動がなければならないのではないか。
  • 武蔵小杉駅周辺のエリアマネジメントを立ち上げたばかりである。新しいビルができていい面ばかりではないので、商業者部会、若手部会を立ち上げて取り組んでいきたい。
  • 子どもは守られる存在だと思うが、自身も危機意識を持つことが非常に大事だと思う。あいさつ運動や子育てサロン等はきっかけ作りだと思 う。子どもの見守り活動は、グループをつくってやらなければならないというわけではなくて、一人一人が、地域みんなが、ご近所同士仲良く子どもたちを見 守っていこうというのが基本だと考える。
  • 公共施設、例えば老人いこいの家を子どもも使って世代交流することで人権感覚を養ったらどうか。

会議録

その他

  • 今後の区民会議の在り方や、取り上げるテーマなどについて、ご意見がありましたら下記までお寄せください。

お問い合わせ先

川崎市中原区役所まちづくり推進部企画課

〒211-8570 川崎市中原区小杉町3丁目245番地

電話: 044-744-3149

ファクス: 044-744-3340

メールアドレス: 65kikaku@city.kawasaki.jp

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