川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針

「持続可能な開発目標(SDGs)」の課題は、本市を取り巻く課題と共通するものが多く、本市の持続的な発展を図る上では、本市自らが積極的にSDGs達成に寄与する取組を進めていく必要があります。そこで、平成31(2019)年2月にSDGs推進に関する基本的な方針として「川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針」を策定しました。
川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針
「川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針」の概要
第1章 策定の背景と目的(趣旨)
本市の将来にわたる持続的な発展を図る上では、本市自らが積極的にSDGs達成に寄与する取組を進めていく必要があることから、SDGsの推進に関する基本的な方針を定めました。
第2章 SDGsの推進に向けた基本的な考え方
方針策定の考え方
SDGsが総合計画の基本構想に掲げるめざすべき都市像「成長と成熟の調和による持続可能な最幸のまち かわさき」と同様の方向性であることから、総合計画を推進することを基本に、本市としてSDGsの達成に寄与する取組を進める上での考え方を取りまとめています。
また、推進方針は川崎市総合計画と連動させた内容で構成しています。
SDGsの推進に向けた姿勢
SDGsの理念や目標、国の動向等を踏まえながら総合計画の各施策・事務事業を実施することで、全庁をあげてSDGs達成に寄与する取組を推進します。
また、職員一人ひとりがSDGsの趣旨を十分に理解したうえで、持続可能なまちづくりや、誰一人取り残さないことなどを強く意識した取組を進めるとともに、各施策・事務事業の連携や市民、企業、団体等の多様なステークホルダーとの連携を図ることにより、経済・社会・環境の三側面の調和や統合的な向上を目指した取組を推進します。
第3章 川崎市総合計画とSDGsとの対応
SDGsを的確にとらえた取組を着実に進めるために、総合計画とSDGsの対応を明らかにしています。総合計画の23 の政策、及び、73 の施策と、SDGsの17 のゴール等との対応を示しています。
第4章 推進方策
取組の推進を図るための方策
- 各種計画等への反映
各種計画等の策定及び改定にあたっては、SDGsの要素を的確に反映し、17のゴールとの対応の整理等を行うとともに、経済・社会・環境の三側面の調和や統合的な向上を目指した取組を推進します。 - 国の取組との連動
経済・社会・環境の三側面における新しい価値の創出を通じた持続可能な開発の実現を目指す上では、各施策・事務事業を進める中で、経済・社会・環境のそれぞれの分野の課題解決につなげるのみならず、各分野における双方向のより高い相乗効果を創出する効果的かつ統合的な取組を、国の事業等を活用しながら進めます。 - 多様な主体との連携
各施策・事務事業を進めるにあたっては、多様な主体(ステークホルダー)と連携して取組を進めます。 - 職員への理解浸透と市民、企業、団体等への普及啓発
市民、企業、団体等がSDGsに対する主体的な行動に取り組むためには、市が率先してSDGsに関連した取組を進める必要があることから、職員に対して研修等を実施し、SDGsの理解を深めます。
SDGsとの関連性が高い事業やイベント等の実施にあたり、SDGsに関する情報発信を積極的に行うなど、さまざまな機会を通じてSDGsの理念の共有、理解に向けた情報発信・普及啓発に取り組みます。
「川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針(案)」に関する意見募集の実施結果
推進方針の策定に当たり、「川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針(案)」について、皆様からの御意見を平成30(2018)年12月26日(水)まで募集しました。
意見募集の結果など詳細については次のページをご覧ください。
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