(5) 「オンリーワン都市かわさき」づくり
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第5の柱は、「オンリーワン都市かわさき」づくりでございます。
「音楽のまちづくり」をはじめ、映像、スポーツなどの地域資源を活用したまちづくりを進めるとともに、川崎の歴史・文化を踏まえ、市内各地で行われるイベントなどを、地域の皆様とともに全国的、世界的な催しに育てながら、魅力が輝く「日本一の個性をもったオンリーワン都市」づくりを進めてまいります。
ミューザ川崎シンフォニーホールが開館して5年が経過し、「音楽のまちづくり」が川崎に定着してまいりました。今後のさらなる発展に向け、ステップアップを図ってまいります。
映像のまちづくりにつきましては、市内の豊富な映像資源等を活用し、子どもたちの教育や産業の活性化を推進するとともに、協働による取組の裾野を広げてまいります。
また、日本映画学校の4年制単科大学化を見据え、既存の映像資源を活用し、地域と映画大学とが連携したまちづくりを進めてまいります。
「スポーツのまち・かわさき」の推進につきましては、既存のスポーツ振興に加え、市民の健康増進を図る取組なども包含した、総合的なスポーツ施策を推進し、市民の方々が気軽に地域スポーツに親しむことができる環境づくりに取り組みます。
さらに、10万人以上の来客で賑わう、日本最大級のイベントに成長いたしました「カワサキハロウィン」の一層の充実を図るとともに、川崎大師や旧東海道川崎宿をはじめ、平成23年に竣工400周年を迎える二ヶ領用水など、本市の歴史的資源を活かしたまちづくりを進めながら、観光と地域商業の活性化を図ってまいります。
こうした特色あるまちづくりを進めることにより、新たに生み出される付加価値を活かしながら、さまざまなイベントや取組を通じ、市内外に誇れる川崎の魅力を一層高め、市民の方々が愛着と誇りを持てるまちづくりを進めてまいります。
これらの取組を支える基盤として、行財政改革の推進とともに、地方分権改革や参加と協働のまちづくりを具現化するため、区役所分権の取組を進めていくことが重要と考えているところでございます。
行財政改革の推進につきましては、効率的、効果的な事業推進をめざし、行政組織の再編など行財政改革に引き続き取り組んでいくとともに、改革の成果を、恒常的に市民サービスへ還元してまいります。
参加と協働のまちづくりの推進につきましては、住民投票制度、パブリックコメント手続制度等の的確な運用を図り、市民の市政への参加を促進するとともに、協働のパートナーとして公共的活動を展開している町内会・自治会やNPO等への支援など、地域コミュニティ施策を推進してまいります。
また、地域活動の担い手として、豊富な経験・知識・能力をお持ちのシニア世代の方々に、その力を遺憾なく発揮していただき、地域で活躍していただくため、就業機会の確保やさまざまな地域活動への参加の促進、コミュニティビジネス等の事業展開を支援するなど、シニアの力で川崎を活性化していただける仕組みづくりを進めてまいります。
さらに、区役所分権の取組といたしまして、まず、区役所を総合的な市民サービス及び地域協働の拠点とするため、各区に道路公園センターを設置するなど区役所機能の一層の強化を図ります。幸区役所につきましては、庁舎の老朽化や区民の利便性向上に対応するため、再整備に向けた取組を進めてまいります。
次に、区民の主体的な参画を一層促進する取組につきましては、区民会議のさらなる充実強化を図り、これまで議論されてきた内容を踏まえ、その成果を反映するなど、区の課題の解決に向けた取組を協働により進めてまいります。
こうした取組をしっかりと進めることにより、市民が地域をつくり、市政に参画し、民主主義を実現する、本来の自治を促進してまいります。
お問い合わせ先
川崎市総務企画局都市政策部企画調整課
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