基本施策 5-2-(1) 新事業創出のしくみづくり
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(1)ベンチャー支援・創業支援
現状と課題
- 市内事業所数の減少が続いている中で、市内産業に活力を与え、市内経済の活性化を図っていくために、独自の技術や商品・サービス等を活かして起業・創業しようとする個人や新たな事業分野へ進出しようとする中小企業に対する支援を充実・強化していく必要があります。
計画期間(2008~2010年度)の取組
- 各種セミナー、研修会等を開催し、市内中小企業の技術の高度化や人材育成等を支援するとともに、研究成果の発表の場として、かわさき起業家オーディションを実施し、資金調達の支援やビジネスパートナーとの出会いの場などを提供し、起業や新事業の創出を促進します。
- 民間研究機関や大学の有する技術シーズと市内中小企業等のニーズとのマッチングを行い、企業と研究機関等とが連携しやすい環境を整備するとともに、共同研究のコーディネートなどの支援を行い、ものづくり企業等の新製品開発や新分野への進出を促進します。
- 市内中小企業が行う新技術・新製品開発に対する支援を行うことにより、研究開発型企業を育成するとともに、ものづくり技術の高度化を推進します。
(2)インキュベーション機能の充実
現状と課題
- 市内で起業した事業者を地域に定着させていくため、起業の準備段階から事業化段階、発展段階に至るまで、成長段階に応じた効果的、効率的な支援を行うことが求められています。
計画期間(2008~2010年度)の取組
- 「かわさき新産業創造センター(KBIC)」を運営し、起業家精神を持つ個人や創業者、新分野・新事業進出をめざす中小企業に事業スペースを提供します。また、産業振興財団等の経営支援機関を活用して、専門家等による経営支援、技術支援などを実施することにより、創業や新分野進出を促進します。
- 「KBIC」等のインキュベーション施設の入居満了を迎える企業に対し、「かながわサイエンスパーク(KSP)」や「テクノハブイノベーション川崎(THINK)」と連携しながら市内のオフィス等の情報提供を行うほか、成長発展段階に応じたきめ細かい経営支援に取り組んでいくことにより、市内への定着を図るとともに、入居企業と市内企業との交流を促進し、新事業創出のためのネットワークを形成していきます。
- 2008年から分譲等の公募が始まる新川崎A地区の一部区画について、市内インキュベーション施設を卒業した中堅・中小企業の立地誘導を進め、ポストインキュベーション機能の充実を図ります。
お問い合わせ先
川崎市総務企画局都市政策部企画調整課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2550
ファクス: 044-200-0401
メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp
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