ししる(令和7年度)
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ししる(vol.5~)
令和7年度は、vol.5~を掲載しています。vol.1~vol.4はこちらのページでご覧になれます。
「ししる」とは?
令和6年度に「かわさき市史だより」というタイトルで公表しましたが、より親しみがもてるようにタイトルを見直しました。
「ししる」というタイトルの由来はこちらのページでご覧いただけます。
ししる vol.5
第4回編集懇談会を開催!

令和7(2025)年4月22日、川崎市総合自治会館で、第4回編集懇談会を開催しました。
今回からは、決定した構成案(目次案)をもとに、本の内容についてさらに詳しいアイデアを出し合います。
1つ目の議題は、構成の『川崎市の、わた史。 〜人からわかる川崎の歴史〜』(No.4)についてです。
各区で活躍する市民への取材を通して、川崎の歴史や文化を深掘りするチャプター(章)です。懇談会では、委員から取材先候補をご紹介いただきました。
そして、2つ目の議題は、『地図で感じる 歩きたくなる川崎史』(No.6)についてです。
あなたの街の「歴史を感じるスポット」とは?
『地図で感じる 歩きたくなる川崎史』(No.6)では、本を持って街歩きをしたくなるような内容を目指しています。
そこで懇談会では、川崎市内をよく知る委員から「オススメスポット」や「推しコース」をご紹介いただきました。
その一部を紹介します!

歩きたくなる歴史スポットについて紹介し合う委員の皆さま
川崎の街歩きのオススメ

《オススメ1》
チネチッタ周辺
川崎駅前のチネチッタから銀柳街、銀座街の辺りはかつて「古川」という川が流れていましたが、昭和初期ごろに埋め立てられて商店街が作られたのだとか。
かつて川が通っていたルートが道になっているところが市内にはいくつもあるそうです。

《オススメ2》
川崎河岸駅跡(さいわい緑道)
幸区には、鉄道と多摩川河川交通の接点としてはたらいていた川崎河岸(かわさきがし)駅がありました。
かつては、矢向から河原町団地の近くまで貨物線(南武線の支線)が通っていたそうです。
現在、線路跡は「さいわい緑道」になっていて、緑道を歩くことで、かつてあった線路の面影を感じることができます。

《オススメ3》
二ヶ領用水
「川崎の歴史スポット」として市民の多くの方が思い浮かべるのが二ヶ領用水です。
高津区久地の円筒分水から鹿島田駅までの約10km弱は、ランニングコースにも最適。
春は用水沿いの桜が有名ですが、用水脇の花壇も見応えがあるそうです。

《オススメ4》
御幸公園の梅園
幸区の小向地域は明治天皇が行幸されるほど見事な梅の名所でした。
周辺開発でまばらになった梅林を復活させる市の事業によって、現在は、約20種類・200本以上もの梅の木が並んでいます。

《オススメ5》
武蔵小杉の「カギの道」
等々力緑地近くの小杉陣屋町付近では、中原街道が大きくカギ状に曲がっている場所があります。
徳川将軍が江戸時代初期に別荘として利用した「小杉御殿」の守りを固めるために、周辺の道をカギ状にしたことが現在の道路にも残っているそうです。
(むかしの絵図と、現在の地図を比べてみてください。)
(注釈)
- 以上の5つのスポットからいずれを「川崎の歴史の本」に掲載するかは、今後の制作過程で検討していきます。
- そのほかにアイデアとして、麻生区の琴平神社、宮前区の等覚院のつつじ、元住吉のブレーメン通り、大山街道と周辺の二子神社と岡本かの子の生家、中原街道、麻生区岡上の谷戸田、宮前区のとんもり谷戸、各地のどんど焼、宮前区の白幡八幡大神での禰宜舞などが取り上げられていました。
- オススメ1~4で取り上げました、4つの写真は、CCBY4.0外部リンク by 川崎市 となっています。
あなたの声を「川崎の歴史の本」へ!
この事業では、制作過程のさまざまな段階で、市民の皆さまの「声」や「アイデア」を取り入れてまいります。
現在は、本のタイトル(書名)を募集しています(~令和7年7月20日締切)。
どうぞ振るってご応募ください!
また、本事業の公式広報誌『ししる特別号vol.1』が完成し、市内の区役所、市民館、図書館などでお配りしています。
裏面には、オリジナル「市史すごろく」があり、本をつくる過程を感じることができます!
是非お手にとってみてください。
お問い合わせ先
川崎市総務企画局コンプライアンス推進・行政情報管理部公文書館
住所: 〒211-0051 川崎市中原区宮内4丁目1番1号
電話: 044-733-3933
ファクス: 044-733-2400
メールアドレス: 17koubun@city.kawasaki.jp
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