責任を自覚してスマートに!
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自転車のメリットは、誰もが気軽に利用できるところにあります。
しかし、スピードの出し過ぎや信号無視など、ルール違反の運転で事故を起こし怪我をさせたため、高額な賠償金の支払いを命じられた事例もあるなど、その責任は決して軽いものではありません。

【事例1】自転車が高速で坂を下り、歩行者に衝突

夜間、小学生が前方不注意のまま高速で坂を下っていたところ、歩行者と衝突し、転倒させて、頭蓋骨骨折等の傷害により意識の戻らない状態にさせた。
損害賠償 約9,521万円
(平成25年7月 神戸地裁判決)

【事例2】信号無視で交差点に進入し横断中の歩行者に衝突

信号を無視して交差点に進入した自転車が、青信号で横断歩道を渡っていた歩行者に衝突し、死亡させた。
損害賠償 約5,438万円
(平成19 年4月 東京地裁判決)

【事例3】携帯電話を使用しながら無灯火で走行し、歩行者に衝突

夜、高校生がライトをつけず携帯電話を使用しながら片手運転で自転車を走行させ、その画面に気を取られるあまり、前方の歩行者に気づかないまま衝突し、転倒させて歩行困難となる後遺障害を負わせた。
損害賠償 約5,000万円
(平成17 年11 月 横浜地裁判決)

もしも…交通事故を起こしてしまったら…

現場での措置
次の4点を守らなければなりません!
- 運転を直ちに停止する
- 負傷者を救護する
- 道路における危険防止の措置をとる
- 警察へ報告(通報)する
〇 軽微な事故でも必ず警察に届け出てください

交通事故に伴う責任
- 刑事上の責任
懲役、禁錮、罰金などの処罰を受けます
- 民事上の責任
被害者に損害賠償しなければなりません
- 道義的責任
被害者へ謝罪等をしなければなりません
お問い合わせ先
川崎市市民文化局市民生活部地域安全推進課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2266
ファクス: 044-200-3869
メールアドレス: 25tiiki@city.kawasaki.jp
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