8月5日(土)「さかなの日」 北部市場に御来場ありがとうございました!
レポート
こども連れのお客様が多数御来場されました!
国が提唱する「さかなの日」(毎月3~7日(さかな))に賛同する北部市場では「水産物への理解を深め、消費拡大につなげるため」イベントを企画しました。
夏休み中ということで、夏休みの自由研究に役立つ展示を行い、こども連れのお客様が多数御来場されました!
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- 展示の詳細は別ページで公開しています!
今回の「さかなの日」イベントに来られなかった方のために、展示の詳細をまとめた特設ページをつくりました。 御覧ください。
こども連れのお客様でにぎわう会場
主催者の川崎北部市場水産仲卸協同組合が、株式会社横浜銀行、川崎信用金庫の御協力により行ったポスター掲示、ツイッター、フェイスブックなどのSNS活用などの広報を行うとともに、後援する本市による、区役所でのポスター掲示、市の公式SNSや地域メディアへのイベント記事掲載により広報を支援し、多数のお客様に御来場・お買い求めいただくことができました。
大好評! 「さかなの日」ロゴ入り保冷バック
令和5年度第2回「さかなの日」イベントにおいても、水産仲卸売場で3千円(税込)以上お買い上げいただいたお客様、先着150組にオリジナル保冷バックを差し上げました。
今回、新たなデザインに改めたところ、「『さかなの日』のロゴが可愛い!」と大変好評でした。
景品引換風景
外は猛暑! 水産物低温卸売場はひんやり!
今年の暑さは厳しく、早朝にも関わらず屋外の気温は30度! 今回の会場となっている水産物低温卸売場は巨大な冷蔵庫。内部は約10度に保たれ早朝の高原のよう! 別世界でした。
低温卸売場内では、
- 出世魚ってな~に?
- 触れる「リアル『さかな図鑑』」
- クイズ「違うのはどれ?」
を行いました。
出世魚ってな~に?
さかなのなかには、成長に伴い呼び名が変わる「出世魚」といわれるものがあります。
スーパーマーケットの鮮魚売り場などでも、なじみが深い出世魚として、「ぶり」と「すずき」を展示しました。
出世魚「ぶり」の展示を見る家族
リアルさかな図鑑
さかなを知るには、触ってもらうのが一番。さかなと貝類の実物展示を行いました。
当初、神奈川県内で獲れた魚を展示する予定でしたが、台風の影響で相模湾は出漁できなかったことから平塚漁港から魚が入荷しなくなり、日本全国(どじょうは中国、サーモンは遠く北欧のノルウェー)で水揚げされた魚を展示しました。)
大きな魚を手に取って持ち上げることで、さかなの重さを体験できたと思います。
呼吸のために、貝殻の外に顔? を出した貝も見ていて面白かったようです。
きんめだいを手に取る兄妹
(保護者掲載承諾)
どじょうつかみ体験
クイズ「違うのはどれ?」
さかなのなかには、同じ属の中に外見が似たさかなが数種類あることがあります。
「ブリ属」のなかには、ぶり、かんぱち、ひろまさ などがあり、外見の差異の特徴を知らないと分類できません。
このコーナーでは似た魚の中に1種類違う魚を混ぜてそれを当てるクイズを行いました。
参加賞としては、この度新たに製作した、オリジナルクリアファイルを差し上げました。
クイズ解答中の家族
災害拠点としての北部市場
大規模な災害が発生した場合、火災や住宅の倒壊等で住居を失うなど、多くの被災者が発生し、こうした方々へ食料や飲料、生活必需品などの支援物資を円滑に供給することが必要となります。
災害時に北部市場は、市場機能を早期に復旧させ、市民の方々への食料品の安定供給を行う役割とともに、国などからの救援物資を受入れ、避難所等の避難者へ必要な物資を輸送するための物資拠点としての役割を担います。
このため北部市場では、中央卸売市場等を開設する都市と協定を締結し、被災市民の方への生鮮食料品の提供等を要請するほか、場内事業者の協力により、北部市場に輸送された救援物資の荷役作業や避難所への輸送等の支援を行うことになっています。
また、大規模災害時に停電になる恐れがあり、復旧までに必要となる電力供給の手段の一つとして、給電機能を備え、かつ、地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素の排出が少ない、水素を原料とした燃料電池車やハイブリッド自動車の展示を神奈川トヨタ自動車株式会社の協力により行いました。
説明を聞く来場者
中央卸売市場食品衛生検査所の食中毒防止啓発活動
夏は食中毒が多い季節。
川崎市中央卸売市場食品衛生検査所(健康福祉局所管)では、「さかなの日」イベントを活用し、啓発活動を行いました。
所長手作りの「さかなのシール」が好評でした。
食品衛生検査所の食中毒防止啓発活動
毎月3日から7日はさかなを食べよう
水産物の消費は日本では減少し続けていますが、海に囲まれた日本において、有効なたんぱく質摂取源です。
水産資源は「適切に管理すれば永続的に利用が可能となる特性を持っています。漁業は、自然環境における再生産能力を利用する産業であり、こうした生態系を含めた海洋環境に配慮した漁獲を行うことで永続的に続けることができる産業です。」
水産庁では「さかなを食べること」=持続可能な開発目標 SDGs達成に向けた消費行動として、「さかな×サステナ」(サステナ=サスティナブル:持続可能)をコンセプトに「さかなの日」を制定しました。
「日々の消費により、おいしい魚を次の世代につないで」いくきっかけとして、毎月3~7日は水産物を食べましょう。
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- 「さかなの日」特設ホームページ外部リンク
「さかなの日」の消費者向け特設ホームページです。
- 水産庁「さかなの日」ホームページ外部リンク
漁業者・関係者向け「さかなの日」広報ホームページ
次回は11月4日(土)!
次回は、令和5年11月4日土曜日です。
11月4日から7日のさかなの日は「いいさかなの日」として、全国で集中的に取り組む期間。現在、企画中です。お楽しみに!
また、引き続き、水産仲卸売場で3千円(税込み)以上お買い求めのお客様150組(予定)にオリジナル保冷バックを差し上げる予定です。
お問い合わせ先
川崎市 経済労働局中央卸売市場北部市場業務課
〒216-8522 川崎市宮前区水沢1-1-1
電話:044-975-2211
ファクス:044-975-2242
メールアドレス:28hogyo@city.kawasaki.jp

