就労訓練の様子
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「あさおのおみせ」での就労訓練の様子
今回、日替わり販売を担当する施設は、「があでん・ららら」さんです。ハーブを使った製品を扱う施設です。
開店準備の様子を少しのぞいてみましょう。
今回は、就労訓練に来られた障害者福祉施設に通う40歳代の男性(Aさん)と50歳代の男性(Bさん)2名と、施設職員の方1名の計3名で準備を行うようです。
<があでん・らららとは?>
「NPO法人たま・あさお精神保健福祉をすすめる会」が運営する地域活動支援センターで、精神にハンディキャップを持っている人が集まって、創作的・生産的活動やレクリエーション、憩いの場など目的に応じて利用する活動の場です。それぞれの個性を尊重しながら作業や販売、レクレーションなどに取り組んでいます。

開店準備
まずは、開店準備の様子からご紹介します。施設から区役所4階まで商品を運び込み、「あさおのおみせ」前の通路に、商品陳列用の机を並べます。
並べ終わったら、テーブルクロスをセッティングします。一緒に来られた施設職員の方と障害のある方が、協力して準備を進めます。

商品のセッティング
施設から持ってきた商品をきれいにセッティングします。さまざまな商品がありますが、みんなで協力して、テキパキと準備が進みます。

商品ポップの取り付け
商品紹介のポップを、それぞれの商品に取り付けます。かわいらしく、きれいなポップで、お客様に商品をアピールします。

開店準備完了
無事に開店準備完了です。あとはお客様の来店を待ちます。

接客
お客様が来店されました。商品に興味を持ってもらえるように、一生懸命、説明を行います。

お会計
商品を気に入り、お買い上げいただきました。お客様にお買い上げ金額を伝え、お金を受け取り、商品を袋に入れてお渡しします。
お客様に商品をお渡しし、ほっと一息つくのもつかの間、この日はこの後も次々とお客様が訪れ、商品を買っていかれました。

この日就労訓練に来られていた男性お二人に、少しお話をうかがいました。

Q.こちらのお店で働かれてみていかがですか
(Aさん)
週1回から2回作業所のほうでも販売の仕事はやっています。同じ販売の仕事なので、慣れていることもあり、いつもどおりの感じでやっています。
(Bさん)
私は他にアルバイトもしており、週1回作業所でも働いています。「あさおのおみせ」でも、普段と同じように接客をしています。

Q.お仕事をされていて、難しいなと感じることはありますか
(Aさん)
私は笑顔で接するのが苦手なので、そこが一番難しいと感じています。
(Bさん)
商品の説明などは、わかりやすいようにきっちりとしていきたいと思っています。手芸のクラフト製品などは、一度買った人に何度も繰り返し来てもらうというのが難しいなと感じています。冬場はホットティーなどがよく売れるので、季節に応じた商品提案をできればいいな、と思います。売り上げが働いている私たちの工賃にも反映されるので、よい売り方を考えていきたいと思っています。

Q.お店で売っているものの中で、お気に入りの一押し商品はありますか
(Aさん)
クラフト製品がおすすめです。ラベンダーはバッグとか置物の中に入れておくといいにおいがするので、ぜひ!
(Bさん)
クッキーもいい材料を使っているので、どれもおすすめです。ハーブが苦手な方には、チョコチップやココアのクッキーも揃えています。

Q.これから来店を考えているお客様に一言アピールを!
こちらのおみせでは、月一回程度、対面での販売を予定しているので、是非お越しください。
お気に入りの商品を手に持ち、紹介してくださいました。
こちらの商品もおすすめとのこと
かわいいクラフト製品
こだわりのクッキーとハーブティー
今回ご紹介したクラフト製品やクッキー以外にも、今後、「押し花ファイル」や「入浴剤」、「ラベンダーの詰め合わせ」なども販売予定とのこと。当日の売り上げが、働いている方の工賃にも還元されるということですので、近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
お問い合わせ先
川崎市麻生区役所まちづくり推進部総務課
住所: 〒215-8570 川崎市麻生区万福寺1丁目5番1号
電話: 044-965-5108
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