地名
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地名について

地名は土地を識別するだけでなく、その土地で培われ、育まれてきた歴史が刻まれています。その地域に住んでいる人たちの関係や歴史を物語るものであり、生活や文化などについて伝えることができる貴重な文化財の一つといえます。
川崎市内の地名調査・研究を通じて、地名の由来などを知ることにより、自分のまちを知り、地域への愛着と誇りを持つことができます。

「川崎の町名(改訂版)」を活用した「地名講座・まち歩き」及び「地名シンポジウム」の開催
市制100周年の節目に日本地名研究所の御尽力のもと、改訂版を発行した「川崎の町名」(令和6年3月)を活用し、改訂に係る調査の中で明らかとなった、大きく変化した町の姿や、生活と密着した町の様子等を題材に、「地名講座・まち歩き」及び「地名シンポジウム」を開催します!
■概要
・主催:川崎市、日本地名研究所(高津区溝口1-6-10)
・講師:日本地名研究所 菊地(きくち)恒雄(つねお)事務局長 ほか
・申込:【講座・まち歩き】 事前申込制 ※定員を超えた場合は抽選
【地名シンポジウム】申込不要 ※先着順
・対象:小学生以上
コース | 地名講座 (定員:各60名、参加費:無料) | まち歩き (定員:各30名、参加費:1,000円) | 申込期間 |
(1)南部コース 【テーマ】 初代市長・石井泰助 | ■日時:8月6日(火)10:00~12:00 ■会場:ラゾーナ川崎プラザソル (幸区堀川町72-1ラゾーナ川崎5F) | (※) ■日時:10月26日(土)10:00~12:00 ■集 合:市役所本庁舎 ■ルート:旧東海道周辺など | ■地名講座 7月15日(月・祝) ~7月29日(月) (※) ■まち歩き 9月16日(月・祝) ~9月30日(月) |
(2)中部コース 【テーマ】 二ヶ領用水木月堀 ・井田堀 | ■日時:9月15日(日)10:00~12:00 ■会場:エポックなかはら (中原区上小田中6‐22‐5) | ■日時:9月21日(土)10:00~12:00 ■集 合:武蔵中原駅前南口 ■ルート:武蔵中原周辺など | 8月15日(木) ~8月29日(木) |
(3)北部コース 【テーマ】 新しい町に残る昔の姿 | ■日時:10月5日(土)10:00~12:00 ■会場:新百合21ホール (麻生区万福寺1-2-2新百合21ビルB2) | ■日時:10月12日(土)10:00~12:00 ■集 合:小田急線柿生駅 ■ルート:上麻生周辺など | 9月16日(月・祝) ~9月30日(月) |
8月10日(土)に予定しておりました【南部コース】の「まち歩き」につきましては、国からの注意喚起における7月から8月までの熱中症発生リスクに鑑み、10月26日(土)に延期とさせて頂きます。大変申し訳ありませんが何卒、ご理解のほどよろしくお願いいたします。なお、延期分の申込につきましては、9月16日(月・祝)~9月30日(月)に【北部コース】の申込期間に併せて、改めて募集させて頂きます。
【申込方法】
・「往復ハガキ」か「お問い合わせフォーム」にて受付いたします。
・原則、地名講座とまち歩きはセットですが、どちらかを選んでも構いません。
・抽選となった場合の結果につきましては、返信ハガキ・メールにてご連絡いたします
(1)往復ハガキによるお申込み
・往信用ハガキに「参加希望日」、「参加希望者全員の氏名・年代」、
参加希望者のうち「代表者の住所」、「代表者の氏名」、「代表者の電話番号」を記入してください。
・返信用ハガキに、「代表者の住所、氏名、電話番号」を記入してください。
(申込先)
〒213-0001 川崎市高津区溝口1-6-10 川崎市生活文化会館4F 日本地名研究所
(2)お問い合わせフォームからのお申し込み
・下記の「お問い合わせフォーム」をクリックし、「地名講座」か「まち歩き」の
該当フォームより、代表者の氏名・年代、メールアドレス、電話番号、参加希望者全員の氏名・年代をご入力ください。
(申込先)
・テーマ:『川崎の町名』改訂版発行に係る地名調査報告会
・日時:11月24日(日)10:00~12:00
・定員:200名(申込不要・先着順)
・参加費:無料
・会場:川崎市総合自治会館(中原区小杉町3‐600 4Fホール)
・内 容:調査した執筆者によるパネルディスカッションなど
開催案内チラシ

令和2年度川崎市の地名に関する調査研究「溝ノ口に集う人々」~多摩川と大山街道に結節する文化~
溝口・二子地区周辺の旧地名や文化的影響をテーマに、講演会及びまち歩きを開催しました。
令和2年度川崎市の地名に関する調査研究「溝ノ口に集う人々」~多摩川と大山街道に結節する文化~

令和元年度 川崎市の地名に関する調査研究「川崎市 川崎区・幸区の町名の移り変わり」
川崎区・幸区の川崎駅周辺の歴史的変遷や再開発による町名や町の変化をテーマに、講演会及びまち歩きを開催しました。
令和元年度川崎市の地名に関する調査研究 「川崎市 川崎区・幸区の町名の移り変わり」

平成30年度川崎市の地名に関する調査研究 「川崎市 中原区・高津区・宮前区の町名の移り変わり」
平成30年度の川崎市の地名に関する調査研究については、以下をご参照ください。
平成30年度「川崎市中原区・高津区・宮前区の町名の移り変わり」講座資料

平成29年度川崎市の地名に関する調査研究 「川崎市 多摩区・麻生区の町名の移り変わり」
平成29年度の川崎市の地名に関する調査研究については、以下をご参照ください。
平成29年度「川崎市 多摩区・多摩区の町名の移り変わり」講座資料

平成28年度川崎市の地名に関する調査研究 「多摩川両岸の地形や土地利用からの考察」
平成28年度の川崎市の地名に関する調査研究については、以下をご参照ください。
平成28年度「多摩川両岸の地形や土地利用からの考察」資料

平成27年度川崎市の地名に関する調査研究 「地名が教える地形の歴史」
平成27年度の川崎市の地名に関する調査研究については、以下をご参照ください。
平成27年度「地名が教える地形の歴史」資料

川崎市制80周年記念川崎地名辞典(上・下)

世は「物」中心の時代から、「心」を大切にする文化の時代へ移りつつあると云われています。
地名の歴史を通してこの地に暮らした人々の姿や願いに思いを馳せながら多くの人に読まれ、文化・歴史の面で、今後の川崎市の発展におおいに役立ってくれることと期待しております。

発行
川崎市

企画編集
日本地名研究所

定価
各4,714円(税込)

体裁
B5版 横書き (上)437ページ、(下)391ページ

取り扱い
かわさき情報プラザでは郵送販売も受け付けています。

本書の特徴
- 地名を通して地域の歴史がわかる。地域の沿革が年表式に記されている。
- 各地域の旧家の話や、地域に伝えられている説話も載っている。
- 索引により、調べたい地名や事項がすぐ引ける。 ・以下の項目を網羅
江戸時代の小名(こな、江戸時代の字もしくは村組)のすべて
明治初年制定の、村ごとの小字名のすべて
市内に存在した神社・寺院のすべて
各地域の通称地名・小地名

やさしい川崎の地名(上・下)
「川崎地名辞典(上・下)」を小中学生向けに書き直しました。地域の歴史を知るための読み物として、幅広くご活用ください。
川崎地名辞典(上)
川崎地名辞典(下)

川崎市空白地域の解明について(川崎地名辞典補足資料)
川崎地名辞典製作当時は判明しておらず、空白地域であった川崎町及び南河原村について、その後の日本地名研究所による研究により、過去の字名等が解明されました。
川崎地名辞典の補足資料として御活用ください。
川崎町と南河原村の字名
お問い合わせ先
川崎市市民文化局市民文化振興室
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2029
ファクス: 044-200-3248
メールアドレス: 25bunka@city.kawasaki.jp
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