ユビキタスで歴史や魅力を発信しよう! 第3回アクションフォーラム
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2009(平成21)年12月13日(日)午後2時より、大山街道ふるさと館にて第3回大山街道アクションフォーラムを開催しました。当日は、11月15日(日)に開催した実験イベントの開催を受けて、今後コンテンツをどのように拡げていけばよいか?来年以降の展開の仕方はどうすればよいか?管理・運営は どのような体制が考えられるか?について検討しました。当日の様子を紹介します。

コンテンツの拡げ方を考えよう

今回の地図はちょっと見にくかった。
→地図をもっとわかりやすく。
→地図をきっかけにコンテンツを知り、まちにひろがっていけるようにしたい。

次のような項目が、目的別ボタンになっているとよい。

安全
- 防犯の情報、交番の位置などがマップに出る等安全情報がほしい。
- 救急病院の情報もほしい。

歴史
- 歴史というより「観光」としてその中に「歴史」「みどり」「水」など地域資源情報を入れてはどうか。
- 観光ならば、溝口や二子玉川方面から大山街道に人を集める情報を発信することが大切。
- 世田谷には無い、川向こう溝口の田舎の良さを発信したい。
- 大山街道に来ると、高津区の歴史のエッセンスがそろう。
- 歴史情報は正しい認識をもってもらえるように、郷土史研究家の鈴木穆さんに監修をしてもらいたい。

買い物
- 店舗など固定の場からの情報発信を考える。
- 店舗ではなく商品に着目して紹介してみることも。

イベント
- 非日常の大山街道の情報を伝える。
- 新鮮野菜の販売、路地野菜など(物品販売をふるさと館で行ってはどうか。)
- 飯島商店の柱の大きさを知るイベントを行う。
- もっと踏み込んだ大山を知ってほしい。

トイレ
- 公共施設やコンビニなど

サンレッド
- マンガの「サンレッド」と連携した情報があると見る人も増えそう。

コース
- 指定されたコースがあるとよい。

情報を扱う範囲はどのくらいにするか?
- 宮前区も連携したいという話もある。
- 二子玉川~溝の口駅の田園都市線の駅で宣伝し、駅から歩いてもらう。
- 津田山など南武線の駅を含めることも考えられる。
→回遊してもらえるルートがあるとよい。 - 円筒分水も含める。

パネルの色はどうするか?
- 大山街道街なみ作法集にあわせる。
- その場にあわせて選べる。
- パネルだけとは限らない。
→パンフレットなどでもよい。

来年以降の展開の仕方はどうすればよいか?

日常情報(生活の中で使える情報)の整備
- 買い物、安全、病院

大山街道に人を連れて来る方法が必要
- 2010年は大山街道周辺も歩いてもらえるようなコースを考えてみよう!
→コースはコンテンツのおすすめ情報をつないで紹介するイメージ
→文学碑をめぐる「文学コース」などもほしい。
→検定試験など - 大山街道のガイドが必要

QRコードは2種類が考えられる。
- 駅用コード→コース紹介
- それぞれのポイントにつけるコード
→日常のお役立ち情報にすぐアクセスできる。

来年度以降の情報のボリューム
- 60箇所くらいの情報を入れてみる。
→区内の関連情報にもつなげることも考えられる。

管理・運営はどのような体制が考えられるのか?
- 管理には専用端末が必要。
- まちの方が運営できるといいが、動けそうな人材はすくないのではないか。
- 自立的に取り組んでいく必要がある。
→運営組織が必要。
→高津区まちづくり協議会の広報と連携できるか。
→NPOを立ち上げる。 - 口コミ情報を取り扱うなら選別する必要がある。
→個人では判断が難しいので運営組織で判断する仕組みが必要。 - ユビキタスだけで運営が成り立つか(商店街との関係)
→店の登録料
→利用者からの課金は難しいだろう(余程のメリットがないと。)
→ガイドの検定試験(検定料)というのも考えられる。

第3回大山街道アクションフォーラムの様子

第3回大山街道アクションフォーラムでの検討風景
お問い合わせ先
川崎市高津区役所まちづくり推進部地域振興課
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