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吉田義一 農業(花卉生産) 吉忠 川崎市宮前区 平成21年度認定かわさきマイスター 

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2018年8月29日

かわさきマイスターのシンボルマーク

かわさきマイスターのシンボルマーク

ものづくりの原点である手をモチーフに、その発展を花の開花、鳥の羽ばたきの形で表現しています。

吉田義一(よしだよしかず)

平成21年度認定かわさきマイスター 職種:農業(花卉生産) 宮前区

吉田義一さん顔写真

農業を守り、伝統のハナモモを中心とした枝折物の栽培に主として従事している。重労働であった枝折物作業を結束機の開発・導入及びムロの地下から地上への移動により、作業効率の向上と生産量拡大に寄与した。この点で全国でも有数の農業技術者に贈られる「農業技術の匠」として認定された。社会経済情勢を分析し、企業家的かつ研究者的な思考を持っており、これからの都市型農業の将来像を示すマイスターである。
宮前区在住。

仕事をはじめたきっかけは

馬絹の花卉生産は祖父の吉田仲右衛門が草分けのような存在で、私で3代目です。父親が戦後、体の具合を悪くしたため、17、8歳の時にこの仕事を始めました。それで人からあまり教わっていないので、祖父や父親が教えた人たちの仕事を見て、もっとこういう風にした方がいいのでは、と考えながらここまでやってきました。負けず嫌いだったんでしょうね。寝ずに働きました。親戚の会社を手伝っていた時期もありましたが、伝統ある「吉忠(屋号)」という名前があるし、祖父の顔を見ると寂しそうで、これでは駄目だとすぐに花専門に戻って、それからは花一筋です。

 

仕事をする上で1番おもしろいと感じることは

つぼみも真っ黒な、ただ黒いだけの枝を切ってきて、花が色好く上がるように「蒸かし(温度をとって咲かせること)」て、きれいに花が咲いた時は嬉しいですね。ひとつ間違うと色が変わってしまうので、そこは研究です。同じ作業をしているようですが、毎年勉強で、その年の天候に合わせて咲かせないといけない。自然を相手にしていいものを作るということはすごく大変で、勘というか、目には見えない難しい部分があります。いかによく観察して手入れをするかで、すごく差が出てくる。ですから、きれいに咲くように努力をして、ちゃんといい花が咲くとすばらしい気持ちです。

 

長年、継続して技能研鑽に努めることができた理由は

今は花を飾る人や生け花を稽古する人が減ってきましたが、そんな時代に合わせて、どこの家庭でも使っていただけるように、コストを安く、量を流しています。少量を高く売って喜ぶのではなく、時代に合わせて、コストが安くてもいいから、量でこなすというやり方をずっと通してきました。
人間は持って生まれたセンスがあると思いますが、私は植物が好きで、作るだけでなく生け花や盆栽も好きです。生活のためにやっているにせよ、もともと好きだから、いいものを作ろうという努力をしてこれた、と思います。

 

吉田さんが自分自身で誇れる技術は

丁寧で素早く上手に「枝折る」ことや、枝を短くする「そくり」の方法に自信があります。自信を持っているからこそ、人にも教えられます。教えられた通りにやったら枝が上手に生きたとか、生ける時に生けやすいと、人からよく言われます。親からもらった手とセンスはあるのかな。生け花や庭の手入れも先生に教わったことはありません。植木屋さんの手入れを見ると、好きだから、あのようにやってやるといいんだなとか、仕事が読めるんだと思います。

鎌をつかって「そくり」をしている写真
出荷される前の水につける作業写真
吉田さん考案の地上室、23~25度の高湿度の部屋

ものづくりの魅力とは

生活のために作っているとはいえ、桃の花は素敵です。自然に咲いた花より、蒸かして上手に咲かせた花の方が、霜にあたらない分、鮮やかできれいです。自分が100パーセント納得できるものは一生かかっても作れない、ということがものづくりだと思いますが、だからこそ努力をしていいものができると喜びを感じます。それに、花をもらって嫌な顔をする人はいません。人が喜んでくれることが、何より花作りに携わる生産者の喜びだと思います。毎年春になると、近所の各小学校の生徒が大勢見学に来ますが、子供が喜んでくれることも嬉しいですね。

 

今後、ものづくりを目指す方へ

川崎市には優秀な農家や生産者が大勢いますが、そうした人たちと同じで、いいものを作るための努力をする人が一番向いています。言葉だけの努力ではなく、農家は体を使った努力をしないといいものはできない。理想論ではだめだということです。手間をかければかけるだけ、植物は反応してくれますから。例えば、畑へ行ってアブラムシがいたら、木が苦しがっているわけですから、ほっとかずに即座に対処します。明日やればいい、と言う人もいますが、1日でも早い方がひどくならないし、その分、お金もかかりません。植物は手間をかけた分、ちゃんとお礼をしてくれる。人間より正直です。

 

下記サイトでは吉田さんの技術を動画やマンガでお伝えしています

平成21年度認定かわさきマイスター 吉田義一さん(農業(花卉生産)) (Youtube動画外部サイトへリンクします

吉田義一さん紹介マンガ (PDFデータ

問合せ先

吉忠

  • 宮前区馬絹3-11-22
  • 電話 044-866-3357
  • ファクス 044-866-3357
  • 営業時間 午前9時00分~午後5時00分
  • 休み 土曜日

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お問い合わせ先

川崎市 経済労働局労働雇用部 技能奨励担当

〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町11-2 川崎フロンティアビル6階

電話:044-200-2242

ファクス:044-200-3598

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