本川 勇 造園技能士 青山造園 川崎市宮前区 平成25年度認定かわさきマイスター
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平成25年度認定かわさきマイスター 本川 勇(職種:造園技能士)

かわさきマイスターのシンボルマーク
ものづくりの原点である手をモチーフに、その発展を花の開花、鳥の羽ばたきの形で表現しています。

本川 勇(ほんかわ いさむ)

平成25年度認定マイスター 職種:造園技能士 川崎市宮前区
造園設計・施工・管理など、幅広く手がけているが、庭木・石・水を巧みに使いこなす伝統的な和風庭園製作を最も得意としている。京都で9年間修業した後に独立し、仕事が安定した37歳で専門学校に入学して習得した図面製作は卓越しており、PCを使用せず、スケッチで提案する能力は素晴らしい。後継者育成にも力を入れており、海外でも指導した経験もある。日本の伝統的な庭園づくりの技能を備え、また次の世代の若手にみずからの技術と経験を伝えることにも情熱を秘める指導しているマイスターである。
・宮前区菅生在住 ・青山造園 代表

仕事をはじめたきっかけは
中学生の頃、外で形の残るものを作る仕事をしたいと考えるようになりました。工業高校に通っていたので、庭園に関する求人が来ておらず最初は人工芝をつくる会社に就職しましたが、やはり庭園の仕事がしたいと思い、造園の会社で修行を始めました。

仕事をする上で1番おもしろいと感じることは

イメージ・設計・材料集めなど全部自分でやり、つくりあげたものをお客様に見せたとき、感動してもらえると嬉しいですね。昔、あるお客様から「あなたはチャップリンみたいだ。自分で企画、監督、演出して、自分も出演して、素晴らしいものをつくりあげてすごいね」と褒めて頂いたことが特に印象に残っています。

長年、継続して技能研鑽に努めることができた理由は
やっぱりこの仕事はおもしろいと思うからですね。どこまで上達しても「これでいい」というものはなく、上達すればまた新たなことに気づくのでもっと成長したいと思います。同じような庭はつくらないように、オンリーワンの庭をつくるように心がけているので、いろいろ工夫をすることがおもしろくて、辞めたいとは思いません。

本川さんが自分自身で誇れる技術は
「石積み・石組み」と「植栽」ですね。石材屋に自分の思い描く石がないときは、さまざまな場所に足を運んで、いい石をみつけて、持ち主と交渉することもあります。大きな庭が減ったので石を扱う仕事は少なくなりましたが、得意な技術です。周りの風景やその場所の雰囲気に馴染む庭をつくるために、「植栽」をして、もともとあるものを生かして庭を作ることも得意な技術の1つです。


ものづくりの魅力とは
自分がつくりあげた形が残り、いつまでも多くの人に見てもらえることが魅力だと思います。自分でつくった庭は手入れ等で見に行くことが多いですが、我が子みたいなものなのでやはり成長が気になりますね。

今後、ものづくりを目指す方へ
とにかく「好き」という気持ちが大切です。あとはやってみたいという好奇心があれば、技術は身についていきます。この仕事の場合は美術が好きな人が向いていると思いますが、まず、ものづくりの世界に思い切って飛び込んでほしいです。

下記サイトでは本川さんの技術を動画でお伝えしています
The職人魂「かわさきマイスター本川勇(造園技能士)」(Youtube動画外部リンク)
平成25年度認定かわさきマイスター 本川勇氏(職種:造園技能士) (Youtube動画外部リンク)
本川勇氏紹介マンガ (PDF形式,1.25MB)

問い合わせ先
青山造園 代表
〒216-0015 宮前区菅生3-29-11
電話 044-977-0571
ファクス 044-977-4423
メール info@aoyama-zouen.com/
営業時間 午前8時00分~午後8時00分
休み 日・祝日
お問い合わせ先
川崎市経済労働局労働雇用部
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2242
ファクス: 044-200-3598
メールアドレス: 28roudou@city.kawasaki.jp
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