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サンキューコールかわさき

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プラン5 憩いとうるおいの環境づくり

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状況認識と本市の課題

  • 都市の緑は、自然生態系の保全、良好な都市景観の形成、ヒートアイランド現象の緩和、うるおいとやすらぎの場の提供など、さまざまな効用があり、豊かでうるおいのある暮らしを確保していくために、緑の保全と創出が重要な課題となっています。
  • 開発圧力が強い都市部においては、地権者の相続発生などを契機として、貴重な環境資源である斜面緑地やまとまりのある緑の減少傾向が見受けられます。
  • 稠密な市街地を形成する本市では、新たな緑を創出するとともに、質の高い緑として維持管理することが重要であり、市民・事業者・行政が協働で花と緑を基調とした魅力づくりを図る必要があります。
  • 恒久的な緑の保全を行うためには、地権者の理解と協力のもと、山林を持続的に所有し続けられるしくみを構築する必要があります。そのためには、緑地保全施策だけでなく、農業振興との連携を強化するなど施策の横断的な取組が重要となっています。
  • 創出された緑や公園を良好な状態に保つため、市民団体と連携して維持管理を行っていますが、近年では、公園数の増加や団体構成員の高齢化などから、必ずしも適切な維持管理ができていないのが現状であり、地域との協働による新たなしくみづくりが求められています。

アクションプログラム

緑豊かな環境の創出に向け、市民・事業者との協働により緑の保全・創出・育成に取り組みます。

緑の基本計画(かわさき緑の30プラン)を社会状況の変化を踏まえ改定(2006年度 計画改定)、緑の保全と育成

  • 斜面緑地の保全に向けて特別緑地保全地区の指定等を推進
     (計画期間内に毎年度9haを地区指定、2haを用地取得)
  • 保全緑地の適正管理のために、市民との協働による保全管理計画の策定
     (計画期間内に毎年度2地区を計画策定し市民との協働による緑地保全の推進)
  • 黒川地区農業公園の整備
     (2005年度公園用地取得、明治大学農学部実習農場進出と連携した農業基盤整備)

魅力ある公園緑地の整備

  • 生田緑地の整備
    ・向ヶ丘遊園跡地の整備(2006年度 土地利用計画の策定、都市計画決定区域の変更)
    ・ばら苑及び周辺地区の用地取得(計画期間内に4.3haを用地取得)
    ・ばら苑への沿道や自然探勝路などの緑地施設の整備(計画期間内に1.8haを施設整備)
  • 等々力緑地の整備
    ・スポーツ・レクリエーションの拠点施設及び災害時の広域避難場所として中央グラウンドを整備(計画期間内に整備を完了)
  • 富士見公園周辺地区の整備
    ・富士見周辺地区整備基本計画策定(2005年度 素案見直し着手 2006年度 基本計画策定)
    ・富士見公園の環境整備
     公園ホームレス対策型シェルター整備にあわせ、公園環境の整備(2005年度 設計 2006年度 施設整備)
  • 東扇島東緑地の整備
    ・災害時における基幹的広域防災拠点としての機能を備え、平常時は人工海浜など親水性豊かな港湾緑地として整備
     (2007年度 完成)

緑化推進重点地区の整備と緑の景観づくりの推進

  • 緑化推進重点地区の整備
     (2007年度までに既指定3地区(川崎駅周辺・小杉・新百合丘)の整備を完了し新たな重点3地区の計画策定)
  • 視覚効果の高い線的な緑を充実させる緑の景観づくり事業の推進
     (計画期間内に10か所の事業実施)

協働による憩いとうるおいの環境整備

  • 市民に最も身近な街区公園の樹木剪定や草刈等の管理に加え公園利用調整等の運営を地域住民との協働で行う手法に転換
     (計画期間内に400か所の街区公園を転換)
  • 緑のボランティア活動を行っている団体を効果的に支援する体制として「緑のボランティアセンター」を設置
     (2006年度 設置)
  • 記念植樹等による市民一人ひとりによる緑化運動の取組を推進

施策計画

施策計画 表
施策計画 表