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3 分野別の重点施策 基本戦略4 「活力と魅力あふれる力強い都市づくり」

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2015年2月16日

コンテンツ番号65213

基本戦略4「活力と魅力あふれる力強い都市づくり」

 国際空港・羽田に隣接する優位性を活かしながら、成長力の高い分野の産業振興を図るとともに、文化芸術・スポーツの振興や、国内外に川崎の魅力をさらに積極的にアピールする、シティプロモーションに取り組み、活力と魅力ある都市づくりを進めてまいります。

 はじめに、新たな産業を生み出す取組として、川崎臨海部の国際戦略拠点の形成につきましては、拠点形成の中核となる殿町地区の「キング スカイフロント」におけるイノベーションを先導する機能集積が、着実に進んでいるところでございます。
 ナノ医療の研究開発のさらなる促進のため、平成27年の4月から「ナノ医療イノベーションセンター」の運営が開始されるところでございまして、今後も、ライフサイエンス分野の民間事業者や研究機関などの進出を、さらに加速させてまいります。
 あわせて、「国家戦略特区」における規制の特例措置等を活用し、最先端医療関連産業等にとって、よりよいビジネス環境を構築してまいります。
 今後も引き続き、隣接する大田区や横浜市、東京都や神奈川県と連携し、羽田空港の近接性を活かした国際戦略拠点の形成を進め、健康・予防分野や最先端医療分野の産業創出を図るライフイノベーションの取組を推進してまいります。
 また、こうしたプロジェクトをエリア全体で推進するには、人々の移動や物流を支える交通機能の強化が重要であることから、「羽田連絡道路」の早期実現に向けて、具体的な事業計画の策定に関する調査を行うなど、臨海部の交通ネットワークの強化に取り組んでまいります。
 さらに、キングスカイフロントに立地する研究機関や企業をはじめ、優れたものづくり技術を有する市内企業と連携し、地域経済の活性化を図るとともに、市民の皆様にその意義や成果をしっかりとお伝えし、広く御理解をいただきながら、我が国の持続的な成長を牽引し、世界が直面している課題の解決に貢献してまいります。

 「新川崎・創造のもり」地区につきましては、「創造のもり」事業の集大成と位置づける「産学交流・研究開発施設」の整備を推進し、さらなる先端産業の集積と「新川崎・創造のもり」地区内の企業・大学、周辺企業等との交流や連携の強化を図るとともに、「ナノ・マイクロ産学官共同研究施設(NANOBIC(ナノビック))」におきまして、ナノ・マイクロ技術の研究開発を推進し、市内ものづくり企業の基盤技術の高度化や、研究開発力の向上を図るなど、本市の科学技術基盤の強化を推進し、新産業の創出を図ってまいります。
 あわせて、川崎の産業集積を活かしたオープンイノベーションのさらなる促進のため、平成29年度末の完成をめざして、大規模なホールを備えた武蔵小杉駅前のコンベンション施設の整備を推進し、産業振興に活かしてまいります。
 また、高齢化の進展により、一層の需要が見込まれる福祉分野につきましては、「ウェルフェアイノベーション推進計画」に基づき、福祉と産業のマッチングを推進するウェルフェアイノベーションフォーラムを活用し、本市に集積する企業が有する、高い技術力を活かした製品開発を促進するとともに、福祉製品の普及促進に取り組み、高齢者や障害者の質の高い生活を支える福祉産業の振興に取り組んでまいります。

 港湾物流拠点の形成につきましては、「臨港道路東扇島水江町線」の整備を進めるとともに、引き続き、荷主・船会社に対するポートセールス活動を推進し、東扇島地区ではコンテナターミナルの整備、千鳥町地区では立体モータープールの整備を推進するなど、港湾物流機能の高度化を図り、川崎港の国際競争力の強化に取り組んでまいります。

 海外とも連携した産業振興の取組として、市内企業の海外展開の支援につきましては、ASEAN(アセアン)を中心とした地域が、将来的に有望なマーケットとなることを見据え、海外現地でのビジネスサポート拠点や「海外ビジネス支援センター(KOBS(コブス))」を活用し、川崎商工会議所などの関係機関と連携しながら、市内企業の海外への展開を支援してまいります。
 また、「川崎ものづくりブランド」の認定製品を中心に、優れた製品や技術を関連業界等にPRし、販路の開拓・拡大を支援するなど、国際競争力の強化や、ものづくり産業の高度化、生産性の向上を図ってまいります。
 中小企業の経営環境の整備といたしまして、引き続き、経営安定資金等の融資枠の確保や、信用保証料の補助を行うとともに、川崎市信用保証協会に対し、市内中小企業への積極的な信用保証の継続を促すなど、円滑な資金調達を支援してまいります。
 さらに、中小企業の振興や地域経済の活性化に向けた条例の制定に向けましては、川崎商工会議所を中心として、経済界における検討が進められており、平成26年度末には、その検討結果を本市に提言いただく予定でございます。
 その提言内容を踏まえ、平成27年度中の条例議案の提出をめざして取り組んでまいります。

 商業や観光の振興につきましては、産業観光等を活用した集客の促進を図るとともに、国内最大級のハロウィンイベントである「カワサキハロウィン」をはじめとした各種イベントの支援を行うなど、都市ブランドの向上等による、まちの賑わいづくりを進めてまいります。
 また、LED街路灯などの導入支援を行う「商店街エコ化プロジェクト事業」や、「商店街出張キャラバン隊」の派遣などにより、引き続き、商店街の活性化に取り組んでまいります。
 都市農業の振興につきましては、平成27年10月に、地元農産物の大型直売所「セレサモス宮前店」がオープンする予定でありますことから、地産地消による都市型農業のさらなる振興を期待しているところでございます。
 また、今後も引き続き、地域農業の活性化や里地里山の保全再生に向けて、黒川地区で土地改良事業を促進するほか、岡上地区及び早野地区で基盤整備等を進めるとともに、次期「農業振興計画」の策定に向けて検討を進めてまいります。

 文化芸術・スポーツの振興として、音楽のまちづくりにつきましては、世界に誇る「ミューザ川崎シンフォニーホール」で開催する、「フェスタサマーミューザ」をはじめとした、魅力ある音楽イベントを開催してまいります。
 また、平成23年から4年にわたって「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき」を開催してまいりましたが、これまでの開催経験を踏まえ、より魅力的で、地域の活性化に寄与する新たなジャズフェスティバルの開催に向けて検討してまいります。
 また、地域にしっかりと定着してきた「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2015」や「毎日映画コンクール表彰式」など、民間主体の芸術や映像のまちづくりを引き続き支援してまいります。
 「スポーツのまち・かわさき」の取組につきましては、本市を本拠地とするアメリカンフットボールチーム「富士通フロンティアーズ」が、1月のライスボウルで勝利を収め、悲願の日本一を達成するという、大変うれしい出来事がございました。Jリーグにおいて、史上初の、単独2年連続得点王に輝いた、「川崎フロンターレ」の大久保嘉人選手に続きまして、スポーツ特別賞を贈呈したいと考えております。
 今後も「富士通フロンティアーズ」や「川崎フロンターレ」をはじめ、「かわさきスポーツパートナー」等と、より一層の連携を図るなど、スポーツを通じた本市の魅力づくりを進めてまいります。
 また、等々力陸上競技場において、3年ぶりに国際陸上競技大会「ゴールデングランプリ川崎」を開催するとともに、「川崎国際多摩川マラソン」など市民が参加できるスポーツ大会の開催を通じて、活力を生み出し、川崎への愛着と誇りを醸成してまいります。
 さらに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、平成27年度中に推進計画を策定するとともに、円滑な大会運営の支援や、スポーツ文化のさらなる普及、観光の振興、世界に誇れる本市の優れた先端技術のアピールなど、開催後までを見据えた川崎らしい取組を進めてまいります。とりわけ、パラリンピックにつきましては、障害者スポーツの振興をはじめとして、障害者が活躍できる場づくりや誰もが暮らしやすいまちづくりに向けて、人々の意識が変わる契機になりますことから、しっかりと取り組んでまいります。
 文化財の保護・活用につきましては、本市として初となる国史跡の指定を受けることとなりました、橘樹郡衙(たちばなぐんが)跡及び影向寺(ようごうじ)遺跡からなる「橘樹官衙(たちばなかんが)遺跡群」の保存活用を、計画的に推進するとともに、全国にその魅力を発信できるよう取組を進めてまいります。

 戦略的なシティプロモーションの推進として、多様な主体がそれぞれの特徴を活かし、さまざまなメディアを活用して川崎の魅力を積極的に情報発信し、市民が川崎への愛着と誇りを持てるよう、策定中の「シティプロモーション戦略プラン」に基づき、戦略的な取組を進めてまいります。
 また、グローバル化の中で持続的に発展していくため、国際施策に対する市の基本的な考え方を明確にし、さまざまな分野にわたる国際施策を総合的に進める「(仮称)国際施策推進プラン」の策定に向けて、検討を進めてまいります。
 ICTの活用につきましては、公衆無線LANの公共施設への整備を進めるとともに、民間事業者のアクセスポイントの活用を図るなど、情報通信技術の効果的な利活用を進めてまいります。

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川崎市 総務企画局都市政策部企画調整課

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