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1 令和6年度市政執行の基本的な考え方(2)「最幸のまち かわさき」をめざして

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(2)「最幸のまち かわさき」をめざして

 急速な少子化への対応として、児童手当の拡充など、国においても取組が進められている中、本市としても、保育料について、第2子を半額、第3子以降を無償とするとともに、きょうだいの入園に関する優先的な取扱いを行うなど、多子世帯支援の充実を図ってまいります。

 地域包括ケアシステムの構築につきましては、これまで進めてきた意識づくり・地域づくり・仕組みづくりの取組を着実に進めるとともに、医療・介護ニーズの更なる増大・多様化を見据え、予防的な視点を重視した取組の充実や、多様な主体と連携した包括的な支援体制づくりを進めるなど、団塊の世代が75歳を迎える2025年が目前に迫る中、更なる進化に向けて取組を推進してまいります。

 今後も、子育てを社会全体で支える取組を推進していくとともに、誰もが住み慣れた地域や自らが望む場で、安心して暮らし続けることができる地域の実現を目指して取り組んでまいります。

 

 また、日本有数の研究開発拠点を有する都市として、アジア初の量子コンピューターの実機設置や半導体関連の先端企業の集積等の利点を活かしながら、量子技術を核とした多様な研究・実証・教育プロジェクトの市内全域への展開を目指す「量子イノベーションパーク」の中核となる、新川崎・創造のもりの機能更新に向けて、慶應義塾大学と連携した取組がスタートいたしました。

 今後も、本市のポテンシャルを活かすとともに、多様な主体との連携を図りながら、社会経済環境の変化に対応した新産業の創出や、地域経済の活性化に取り組んでまいります。

 

 さて、今年7月には、いよいよ市制100周年を迎えます。

 100年前は、関東大震災の発生直後で、まさにその復興の中で川崎市が誕生いたしました。改めて思いを馳せると、数多の災害や課題を、多様な市民が協力し合いながら乗り越え、克服して、前にも増して良いまちにしてきたというのが、本市の歴史でございます。

 この市制100周年という歴史的な節目に、川崎の発展を支えてきた「多様性」の価値を改めて共有し、未来に向けた活力ある「あたらしい川崎」を生み出していく新たなスタートラインとして、市民、企業、団体等の皆様と手を携えながら、「多様で多彩なアクション」を生み出していけるよう取り組んでまいります。

 今年は、7月の記念式典をはじめ、昨年よりも内容を充実させた、「Colors,Future!Summit」や「みんなの川崎祭」など、年間を通じて100周年を盛り上げるさまざまな記念事業を実施してまいります。

 また、象徴的な事業として、全国都市緑化かわさきフェアを、全国で初めて「秋」と「春」の2期に分けて開催いたします。富士見公園、等々力緑地、生田緑地の3つのコア会場のほかにも、駅周辺や商業施設など市域全体で、市民、地域の団体、企業の皆さんと一緒に「川崎らしいみどり」を全国に発信してまいります。

 この機会に、改めて多くの方に、川崎を「知って・関わって・好きになっていただく」取組を進め、次のあたらしい川崎の100年を皆様と一緒につくり上げてまいります。