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水痘 (別名:みずぼうそう)

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水痘の流行発生警報が発令されました!(令和7年4月30日)

 川崎市における令和7年第17週(4月21日~27日)の水痘の患者報告数は定点当たり3.67人と大幅に増加し、流行発生警報基準値(定点当たり2.00人)を超えました。区別では、多摩区が定点当たり12.40人と最も多く、次いで高津区が5.83人となっています。

 水痘の予防にはワクチン接種が有効であり、国内では小児を対象とした定期接種が実施されています。十分な免疫を獲得するためには、2回の接種が必要ですので、期間内に忘れずに接種を受けましょう。

水痘発生状況(5年間)

川崎市では、市内小児科定点医療機関から患者の発生状況を報告いただいており、令和7年第17週(集計期間:4月21日~4月27日)に水痘の定点当たり患者報告数が3.67人となり、流行発生警報基準値の2.00人を超えました。

水痘分布マップ

水痘とは

水疱の内容物や気道分泌物の中にいる水痘帯状疱疹ウイルスの感染によって起こる伝染力の強い感染症です。合併症などは少ない病気ですが、発疹のかゆみが強いので、眠れないこともあります。かき傷が化膿しないように注意しましょう。

潜伏期間10~21日

かかりやすい年齢と季節

罹患年齢のほとんどが9歳以下です。

発生は毎年12~7月に多く、8~11月には減少しています。

症状

  • 発熱と同時におなかや背中に、赤い発疹ができる。
  • 発疹は水疱となり、急激に全身に広がる。

顔や、頭さらには口の中や結膜、陰部にもできる。

  1. 水疱は3~4日ののち乾燥し、黒褐色のかさぶたとなる。
  2. 通常はあとを残さず治る。
水疱の様子

水疱

かさぶたになった発疹の様子

かさぶたになった発疹

熱・発疹のでかたのグラフ

熱・発疹のでかた

気をつけたいこと

  1. 一度かかると二度と水痘にはかかりませんが、ウイルスは長く体内の神経節細胞内に居残り、体の抵抗力が衰弱したときなどに再び活性化し、帯状疱疹という病気になります。
  2. 帯状疱疹
  • 高齢者に多い病気ですが、水痘に未感染の子供が接触すると、水痘を発病することがありますので注意が必要です。
  • 症状は、体の左右どちらか一方の神経に沿って赤い丘疹や水疱が帯状に現れます。
  • 治療は、より早期に抗ウイルス薬の投与を受けることが大切です。痛みが続く場合は、合併症のおそれがありますので、医療機関を受診しましょう。
  • 50歳以上の方を対象としたワクチン(任意接種のため、費用は自己負担です。)があります。発病を完全に防げるわけではありませんので、免疫力が低下しないよう、日頃からの体調管理が大切です。

お問い合わせ先

川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2441

ファクス: 044-200-3928

メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp

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