手足口病
- 公開日:
- 更新日:
一般に夏に流行することが多く,夏かぜの1つです。
コクサッキーウイルスA16型やエンテロウイルス71型などが原因ウイルスです。
潜伏期間3~5日

かかりやすい年齢
幼児期に最も多く、学童期でもよくみられます。

症状
- 手のひら、足のうら、口の中に特有の発疹が出る。ひじ、ひざ、足、お尻などにも出る。
- 発疹は米粒大の水疱性発疹で7~10日で消失する。
- 熱は出ないことが多く、出ても軽度

気をつけたいこと
口の中の発疹がつぶれて小さな潰瘍になると,痛みのため食事を嫌がることがあるので,工夫が必要です。
のどの分泌物の他、便中や水疱に含まれたウイルスも感染源になります。
一般に手足口病は約1週間で軽快しますが、便中には、症状が回復した後も長期間(2~4週間)にわたってウイルスが排出され、便のついた手やおもちゃから口に入って感染することがあるので気をつけましょう。
まれに髄膜炎や脳炎を起こすことが報告されていますので、なんとなく元気がなかったり、高熱、頭痛、嘔吐などの症状がある場合には、すぐに医療機関に受診しましょう。

手の発疹

足の発疹

口の発疹
お問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部感染症対策課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2441
ファクス: 044-200-3928
メールアドレス: 40kansen@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号6030
