子宮頸がん検診について
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子宮頸がんとは・・・
多くの女性が一生に一度は感染するウイルスによって発症するがんです。
子宮頸がんとは、子宮の入口「頸部」にできるがんのことで、原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)感染です。このウイルスはほとんどが性交渉によって感染します。多くの女性が一生に一度は感染するといわれていますが、感染しても、必ずしも発症するわけではありません。子宮頸がんは、初期には症状がないことがほとんどです。そのため、不正出血や帯下の増加などに気づいた時には、がんが進行しているということも少なくありません。がんが進行すると、子宮だけではなく卵巣を摘出する手術になることもあります。そうならないために、早期発見が大切です。

子宮頸がん検診とは・・・
子宮頸がん検診はブラシ等で子宮頸部の細胞をこすり取る検査です。痛みを感じることが少なく、簡単なものです。採取した細胞は顕微鏡で観察し、診断を行います。定期的に検診を受けることで、がんになる前の正常でない細胞を発見することができます。

HPV予防ワクチンとの関係について
平成21(2009)年12月より、子宮頸がんの原因であるHPVの感染を予防するワクチンが使用できるようになっております。しかしながら、ワクチン接種の有無に関わらず、がんの早期発見のため、20歳からは定期的な子宮頸がん検診の受診が必要です。

※検診が受けられないかもしれない方
・現在婦人科で治療中や経過観察中の方は、主治医にご相談ください。
・症状のある方(月経以外の出血等)は、検診ではなく婦人科を速やかに受診してください。
・性交経験が一度もない方はHPV感染の可能性も子宮頸がんにかかる可能性も低いので、検診を受けるメリットは小さいです。医療機関にご相談ください。

川崎市の子宮頸がん検診
市で実施している子宮がん検診は次のとおりです。
1 内容:問診、視診、頸部の細胞診、内診
※コルポスコープ検査は必要な場合のみ実施
<上記+体部の細胞診>
(医師と御相談ください。必要な場合のみ実施)
2 場所:市内登録医療機関
3 対象者:川崎市民で20歳以上の女性の方(年度中に対象年齢になる方を含む)が2年度に1回受診できます。
4 費用:1,000円(体部細胞診は+800円)
5 受診方法:受診券はありませんので、直接、市内登録医療機関に電話等でお申込みいただき、受診してください。
また、お申込みの際は、必ず「川崎市の子宮がん検診を受診したい」旨をお伝えいただき、年齢・住所が確認できる保険証等を持参の上、受診してください。
今年度の4月1日時点で20歳の方には、無料で検診を受けることのできるクーポン券を送付しています。無料クーポン券についての詳細については、関連するページをご確認ください。
その他のがん検診や、費用免除、登録医療機関等については、こちらのページをご覧ください。

お問い合わせ

川崎市がん検診・特定健診等コールセンター

電話番号:044-982-0491
月曜から金曜まで 8時30分~17時15分まで
第2・第4土曜日 8時30分~12時30分まで
土曜(第2・第4を除く)、日曜、祝日及び年末年始はご利用になれません。
お問い合わせ先
川崎市健康福祉局保健医療政策部健康増進課疾病予防担当
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2431
ファクス: 044-200-3986
メールアドレス: 40kenko@city.kawasaki.jp
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