伝田中久重作 カノン砲・蒸気機関（雛形）　（でんたなかひさしげさく　かのんほう・じょうききかん〔ひながた〕）

　東芝の創業者の一人・田中久重氏は、生涯を通じてさまざまな発明を行ったが、同時に近代西洋技術の習得にも非常に熱心に取り組んだ。江戸時代の末期、時代は開国に向け、西日本の各藩では近代西洋技術の導入を模索しており、久重氏は、長崎警備を担当していた肥前（佐賀）藩で、アームストロング砲や蒸気船の製造に携わる。このとき、久重氏はいくつもの模型を製作しており、この蒸気機関の雛形は、ロシアの軍艦内で見た蒸気機関車の模型を参考に製作した日本初の蒸気機関車の模型といわれている。

見学可

事前予約制
※ホームページよりお申込みください。

火～土曜日　9：30～17：00
（日曜日・月曜日・祝日は休館）

東芝未来科学館

044-549-2200

川崎市幸区堀川町72-34　ラゾーナ川崎東芝ビル2階　東芝未来科学館内

http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/外部リンク

JR川崎駅西口から徒歩3分