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子母口・千年コース(貝塚と古墳、古代のロマン)

  • 公開日:
  • 更新日:

貝塚と古墳、古代のロマン

子母口・千年コース

子母口、千年コース

全行程:3.4km

所要時間:約2時間

A.子母口住宅前バス停
↓ 300m
B.子母口貝塚
↓ 190m
C.蓮乗院
↓ 70m
D.橘樹神社
↓ 70m
E.長屋門
↓ 470m
F.富士見台古墳
↓ 600m
G.たちばな古代の丘緑地
↓ 600m
H.たちばなふれあいの森
↓ 300m
I.影向寺
↓ 800m
J.橘出張所

 

B.子母口貝塚

 縄文時代は子母口の辺りは海辺であったという。子母口式土器を伴う縄文早期の貝塚は、多摩丘陵で最も古い貝塚として知られている。公園内では貝塚の貝層や発掘調査のあゆみを展示している。

C.蓮乗院

 寛文12年(1672年)開創、戦災で消失し昭和31年(1956年)に再建。平安時代に作られた阿弥陀如来(木造)がある。山門右手上に不動堂や古い庚申塔などの石塔がみられる。

D.橘樹神社

 日本武尊が東征の折りに海が荒れ、妃の弟橘媛が身を投じ海神の怒りを鎮めた。武尊は帰途に立ち寄り媛をまつる社を建てたと伝えられる。境内に山岡鉄舟の刻字の石碑と、近くから移された冠塚碑がある。橘樹神社は大化の改新後、橘樹郡の中心地となり、渋口(子母口)立花宮の社として広く知られるところとなったといわれている。

E.長屋門

長屋門

 伊藤家の南側にある美しい建造物。白壁と瓦屋根、周辺に木々を配した日本的な美しさが残されており、市の保存樹もある。

F.富士見台古墳

 直径17.5m高さ3.7mの円墳。住宅地の中央部にあり、土地の人は丸山と呼ぶ。桜の開花時は見事。(弟橘媛の「御陵」とも言われている。)

G.たちばな古代の丘緑地

 古代の川崎市役所ともいわれる、奈良時代から平安時代初頭にかけての武蔵野国橘樹郡の役所で「橘樹郡衙」跡地の一部である。

H.たちばなふれあいの森

 良好な樹林地を自然とふれあえる憩いの場として整備し、自然観察の場等として利用されている。湧水地が整備され、ホタルの里として地元に守られ、里山づくりも盛んな自然林。

I.影向寺

影向寺の陰向石

 天平12年(740年)に聖武天皇の命をうけた行基によって開かれたと伝えられている。現在の薬師堂(県指定重要文化財)は、旧金堂の位置にある。境内の大銀杏は乳柱をけずって飲むと乳の出を良くすると言われ、若妻たちが訪れた。平安時代の薬師如来像はけやきの一本造りで国の重要文化財に指定されている。(縁日11月3日)

橘樹官衙遺跡群

 橘樹官衙遺跡群は、古代武蔵国橘樹郡の役所跡である「橘樹郡衙跡」とその西側に隣接する郡寺跡である「影向寺遺跡」から構成されている。7~10世紀の地方官衙の実態とその推移を知る上で重要な遺跡であるとして、川崎市では初の国史跡に指定された。

能満寺

 地域の人の信仰の深さを思わせる由緒ある古刹。ドウダンツツジが美しく刈りこまれた姿は見事。等身大の釈迦涅槃像がある。

「貝塚と古墳、古代のロマン」PDFダウンロード