江川・神庭緑地コース(花香る せせらぎの道と蟹ヶ谷古墳)
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花香る せせらぎの道と蟹ヶ谷古墳
江川・神庭緑地コース
全行程:4.9キロメートル
所要時間:約2.5時間
A.武蔵新城駅
↓ 360m
B.江川せせらぎ遊歩道
B1.湧水の小径
↓ 90m
B2.桜のプロムナード
↓ 580m
B3.散策の道
↓ 350m
B4.ふれあい広場
↓ 460m
B5.せせらぎ広場
↓ 150m
B6.清流の道
↓ 440m
B7.あぜの道
↓ 900m
C.神庭緑地(蟹ヶ谷古墳群)
↓ 960m
D.橘公園
↓ 610m
E.子母口住宅前バス停
B.江川せせらぎ遊歩道
高津区と中原区の区境を流れる江川に沿って整備された遊水歩道。計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ型事業として進められ平成15(2003)年6月に完成した。バリアフリー対応の歩道は「湧水の小径」「桜のプロムナード」などの8つのゾーンに分かれており、テーマごとにさまざまな樹木や草花、自然石などが配置されている。また、遊歩道の脇を流れるせせらぎには、等々力水処理センターで下水を高度に処理した水を有効利用するなど、水や緑にあふれた憩いの場となっている。
B1.湧水の小径
せせらぎ遊歩道の起点。涼しげな水の流れや水耕植栽等により、都市の中に潤いを与えるオアシスとなっている。水路を覗くとコイやメダカ、アメンボ等も観察できる。
B2.桜のプロムナード
もともとあった住吉ザクラを継承する桜並木を生かした生活道路。桜の名所として多くの人々が集う賑わいのある空間で、ベンチがある花見テラスも設けられている。「厳川橋跡」までの区間。
B3.散策の道
中原街道を渡ると、開けた空間に時計塔が見える。水辺には水鳥たちが訪れ、5月頃には藤の花が見頃を迎えるなど自然豊かな景観を楽しめる。藤棚の先には健康遊具も設置されている。「江川橋跡」までの区間。
B4.ふれあい広場
せせらぎ遊歩道の中間地点。水と緑が満喫できる水辺空間で、カルガモの親子が頻繁にやってくる。木製遊具やすべり台、カブト虫時計等がある「中之橋跡」までの区間。
B5.せせらぎ広場
木製の回廊沿いに水生植物や水辺の生きものが見られ、週末などは子供たちがザリガニ釣りを楽しんでいる。休憩所を兼ねた展示スペースもあり地域の交流の場になっている。「小関橋跡」までの区間。
B6.清流の道
閑静な趣のある和風庭園の雰囲気が感じられる水と緑が調和した空間。「あずまや」や梅並木、稲穂時計等がある。「明津橋跡」までの区間。
B7.あぜの道
田園風景をイメージし、みずみずしさを感じられるよう植栽や水の流れに配慮した空間。せせらぎ遊歩道の石碑が建っている。「井田橋跡」までの区間。
C.神庭緑地
宅地化が進行する蟹ヶ谷地内に残された貴重な緑地。平成14(2002)年5月に特別緑地保全地区(約23ha)に指定された。緑地の階段を上ると見晴らしの良い景色を望むことができる。地域住民による竹林管理などの緑地保全や里山活動が行われており、七夕祭りやサツマイモの収穫祭など季節ごとの催し物も盛んに行われている。
蟹ヶ谷古墳群
神庭緑地の中にある6~7世紀頃に築造された古墳群。3基の古墳のうち1基は川崎市内で唯一の前方後円墳。多摩川流域遺跡群研究会(専修大学・日本大学)と連携して調査研究を行い、川崎市の古代史の解明に取り組んでいる。
D.橘公園
静かな住宅街の中にある近隣公園。大きな複合遊具や、広いグラウンド、水遊びもできる遊水広場などがある。
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