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サンキューコールかわさき

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1 川崎を取り巻く社会環境

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 令和3年第4回川崎市議会定例会の開会にあたり、これからの市政運営にあたる私の基本的な考え方を申し上げ、議員並びに市民の皆さまの御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 現在も新型コロナウイルス感染症との戦いは続いておりますが、世界ではこの間500万人を超える方々が亡くなられ、本市においても尊い命が奪われました。このような状況に世界中が同時におかれたことはいまだありませんし、多くの人々が病に苦しみ、経済的に疲弊し、社会的に孤立を深めました。新型コロナによってさまざまな分断や格差が広まった一方で、厳しい環境下であっても、人の優しさやつながりの尊さ、支え合うことの大切さを深く感じる場面にいくつも遭遇いたしました。

 当面は、このウイルスとともに生きなければならない日々が続くと思いますが、改めて、社会を維持するために懸命に汗していただいている全ての皆さまに心から敬意と感謝を申し上げたいと存じます。

 

1 川崎を取り巻く社会環境

 さて、本市を取り巻く環境も大きく変化をしています。全国的に人口が減少に転じる中においても、本市では人口増が続くなど、元気な都市ではありますが、年齢別人口の内訳を見ると、この数年でも大きな節目を迎えています。

 本市の年少人口は、昨年を境に減少過程に移行していると想定されますが、4年後の2025年には生産年齢人口もピークアウトし、同じく減少へと移行していきます。一方で、2050年まで高齢者人口は伸び続けることになります。

 新型コロナの影響に押される形で社会のデジタル化が急速に進展し、新しい生活様式と言われる変化が私たちの働き方や消費、人の動きにも出てきており、新型コロナ収束後においても、元の社会に戻ることはないと言われています。

 さらに、脱炭素社会の実現に向けた取組は、本市の地域経済にも計り知れないインパクトを与えることになります。

 このような激しい変化や、将来を見据えて乗り越えなければならない課題は山積していますが、このまちがこれまでも幾多のピンチをチャンスに変え、課題を成長につなげてきたように、私はこれからも川崎の先進性と多様性を活かし、「最幸のまち かわさき」の実現に向けてチャレンジし続けてまいります。

お問い合わせ先

川崎市総務企画局都市政策部企画調整課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2550

ファクス: 044-200-0401

メールアドレス: 17kityo@city.kawasaki.jp

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