4 政策の基本的な方向 (3)高齢者・障害者福祉
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(3)高齢者・障害者福祉
次に、団塊の世代が75歳以上に達し、一般的に医療や介護ニーズが急速に拡大するとされる2025年問題が目前に迫っています。人生100年時代と言われる中、市内の平均寿命が全国平均を上回る一方で、健康寿命は平均を下回る現況です。日常的な運動の機会を促し、楽しみながら成果を地域に還元できるような仕組みを検討し、多くの市民の参加を得ることができるよう挑戦してまいります。
元気なシニア世代の皆さまには、身近な地域で自身の得意分野と地域の課題やニーズをマッチングできるような仕組みや機会をつくってまいります。
また、引き続き、これまでの「かわさき健幸福寿プロジェクト」を検証した上で、さらに取組を深度化し、介護が必要となっても、したい、やりたいを諦めない介護へと、サービス利用者、介護事業者、従事者などの皆さまと一丸となって、介護保険制度の理念の実現に向けて挑戦してまいります。
また、英国がパラリンピックを通じて社会を大きく変革したように、東京大会を一つのメルクマールとして、「かわさきパラムーブメント」を通じてさまざまなチャレンジを行ってまいりましたが、共生社会への取組はまだ緒についたばかりです。これからも多くの皆さまを巻き込み、障害のあるなしに関わらず、お互いを尊重した自立と共生のまちづくりに向けて、一層取組を強化してまいりたいと存じます。
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