気候変動適応による熱中症予防の取組について
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熱中症予防の取組を強化します
我が国においては気温が100 年で1.3℃(度)上昇(全国平均)するなど気候変動の影響により、本市においても熱中症による救急搬送者数は増加傾向にあります。気温の高い日が日常となるこれからに備え、熱中症予防対策を一層推進していくことが重要です。
このため、本市では、これまでのリーフレットや動画等による熱中症予防の普及啓発等に加え、地域活動を実施する団体と連携・協力した高齢者への啓発・呼びかけなど、新たな取組を実施して熱中症予防対策を強化していきます。いずれも、熱中症リスクが高くなる夏季の一定期間の取組とします。
1 地域活動と一体となった熱中症予防を促進します
熱中症による健康被害は、特に高齢者に多いことから、高齢者の特性を考慮し、地域が一体となった取組を推進していくことが重要です。
このため、高齢者を対象とする体操教室、茶話会等の地域活動を実施する団体と連携・協力し、参加者に対して熱中症予防リーフレットの配布とともに、こまめな水分補給や適切なエアコン使用など熱中症予防行動を促す呼びかけを行う取組を進めていきます。取組における特別推進期間は7月1月から9月30日です。
詳細はこちらです。
2 「市民が一時的に暑さをしのぐ場所(愛称:ちょこ涼(すず))」を供用します
外出時等の熱中症予防のための「一時的に暑さをしのぐ場所」として、夏季の一定期間(今年度は7月1日から9月30日まで)、区役所、図書館、市民館、老人いこいの家など市内の公共施設約190施設を利用できるようにするとともに、民間施設についても7月1日から市ホームページで募集を開始して拡充を図ります。利用条件等は施設により異なりますが、通常の開庁(開館)日・時間に利用できます。施設の開放期間は7月1日から9月30日です。
詳細はこちらです。
夏季の暑さを考慮した、これからの熱中症予防行動の考え方について
熱中症予防習慣の実践について
気候変動に伴う気温上昇により、熱中症による救急搬送者数が増加傾向にあり、今後においても熱中症リスクは更に高くなることが予想されます。夏季においては熱中症リスクを常に意識し、熱中症予防行動を習慣化するなど気候変動に適応した実践が必要となります。熱中症リスクを把握するためには、天気予報等で気温や熱中症情報など、熱中症予防につながる情報を日頃から意識して確認することが大切です。
詳しくはこちらを御覧ください。
本市における夏季の暑さを考慮したイベント等の考え方
夏季に開催されるイベント等において適切な熱中症予防対策が講じられるよう、啓発を行っていますが、特に、暑さ指数(WBGT)が31℃(度)以上となる場合には、国などの指針では「運動は原則中止」とされていることから、本市の施設(屋外、屋内の空調設備等が備わっていない施設)を利用するイベントやスポーツ大会の主催者等に対し、市の各利用施設のホームページ等により、中止や延期の検討を促すなど更なる周知徹底を図ります。
また、この考え方に基づき、神奈川県内で熱中症警戒アラートが発表された場合や、環境省の暑さ指数観測地点「横浜」(本市最寄りの観測地点)における暑さ指数予測値が31℃以上の時間において市施設の利用を中止した場合は、その分の施設使用料は徴収しません。
詳細については、利用される施設に御相談ください。
【市の対象施設】
・スポーツ施設(屋外、屋内の空調設備等が備わっていない施設)
・イベント、興行などの会場となる屋外又は空調設備等が備わっていない屋内施設
【実施時期】
令和6年度は7月1日から10月23日(令和6年度熱中症警戒アラート情報運用期間終了日)まで
令和7年度以降は熱中症警戒アラート情報運用期間
【リンク先】
ふれいあいネット(川崎市公共施設利用予約サイト)はこちら
https://www.fureai-net.city.kawasaki.jp/index.html外部リンク
市内の公共施設はこちら
https://www.city.kawasaki.jp/shisei/category/288-0-0-0-0-0-0-0-0-0.html
お問い合わせ先
環境局環境総合研究所 都市環境担当
(川崎市気候変動適応センター)
〒210-0853
神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-13 LiSE 3階
電話:044-276-8964
ファクシミリ:044-288-3156
電子メール:30sotosi@city.kawasaki.jp
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