ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)の予防接種について
HPVワクチン「サーバリックス」の出荷調整について
予防接種法に基づく、ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種には、グラクソ・スミスクライン株式会社(以下「GSK社」という。)のサーバリックス及びMSD株式会社のガーダシル水性懸濁筋注シリンジ(以下「ガーダシル」という。)が使用されています。
GSK社によると、HPVワクチンに関する個別案内を行う自治体が増えていること等を背景として、HPVワクチンの需要が増加しており、今後更に需要が増加する可能性があるとしています。
このような状況を踏まえ、サーバリックスについて、出荷量の調整が行われるとのことです。
出荷量が調整された際の対応について
- HPVワクチンの初回接種を実施する場合には、ガーダシルの接種となります。
- サーバリックスについては、既にサーバリックスを1回又は2回接種した者を優先して接種することとなります。
HPVワクチンの接種について
定期予防接種の対象で接種を検討している方は、予防接種の有効性とリスクを十分にご理解いただくために、「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)」(PDF形式,4.11MB)または、「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)」(PDF形式,2.15MB)を必ずお読みください。
また、接種を希望される方には予診票をお送りしていますので、健康福祉局保健所予防接種担当(044-200-2440)までご連絡ください。
HPVワクチン接種後の症状に係る相談窓口
HPVワクチン接種後に何らかの症状が発生した場合は、健康福祉局保健所予防接種担当(044-200-2440)までご相談ください。
定期予防接種について
- 対象者は、12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女性 (小学校6年生相当から高校1年生相当の女子)
- 接種スケジュールは使用するワクチンによって異なります
- いずれも筋肉内注射になります。
- 「サーバリックス®」と「ガーダシル®」は、いずれも同じワクチンで3回接種することになっており、混合して接種することはできません。必ず接種を開始したワクチンで接種を行ってください。
サーバリックス®【組換え沈降2価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン】
3回接種(2回目:1回目の接種から1月以上の間隔をおく/3回目:1回目の接種から5月以上かつ2回目の接種から2月半の間隔をおく)
ガーダシル®【組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン】
3回接種(2回目:1回目の接種から1月以上の間隔をおく/3回目:2回目の接種からの3月以上の間隔をおく)
実施場所
- 各区保健所支所では実施していません。
- 予約が必要な場合がありますので事前に医療機関にお問い合わせください。
- HPVワクチンについては、取扱っているワクチンの種類(「サーバリックス®」/「ガーダシル®」)についても併せて御確認ください。
保護者の同意について
ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種において、13歳以上の者に限り、あらかじめ保護者の同意が確認できたものは、保護者の同意がなくても接種できます。そのためには、あらかじめ予診票の保護者自署欄及び同意書(PDF形式,70.49KB)に保護者が署名する必要がありますので、事前に接種を希望する医療機関又は健康福祉局保健所予防接種担当にご相談いただき、予診票及び同意書をお受け取りください。
【厚生労働省】HPVワクチン相談窓口等について
HPVワクチンの接種についての相談は、厚生労働省のHPVワクチン相談窓口でも相談にお応えしています。また、 接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について公表されています。
関連記事
- 予防接種健康被害に対する救済制度
- HPVワクチン相談窓口外部リンク
【厚生労働省ホームページ】
- ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について外部リンク
【厚生労働省ホームページ】
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健所感染症対策課
〒212-0013 川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア西館12階 なお、郵便物の宛先は「〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地」としてください。
電話:044-200-2440
ファクス:044-200-3928
メールアドレス:40kansen@city.kawasaki.jp

