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令和5年度(2023年度)のアレルギー疾患についての講演会の実施結果

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令和5年度(2023年度)のアレルギー疾患についての講演会の実施結果

川崎市では、アレルギー疾患に関する最新の科学的知見に基づく正確な情報の普及のため、市民や専門職、医療従事者を対象とした講演会を実施しています。このページでは、令和5年度に開催した10の講演会について、実施結果をまとめましたので掲載します。

1 市民対象

(1)令和5年8月24日開催「ぜん息と運動~日常生活で、遊んだり・運動したりしても症状が出ないことを目指して~」(学童期)

日時:令和5年8月24日(木)午後2時~3時半

開催方法:オンライン開催(一定期間オンデマンドで配信)    

講師:独立行政法人国立病院機構相模原病院 小児科 永倉顕一 先生

「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020」の作成に携わり、国のアレルギー中心拠点病院で小児アレルギー疾患の治療や研究・知識普及に御尽力されている先生をお招きして、小児ぜん息の治療から日常生活の管理について最新情報を御講演いただきました。

参加対象:市内在住の小学生・保護者・学校等職員・小児ぜん息について関心のある方

当日参加数:76組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「子供が運動などに支障なく普通の生活を送れるようにしてあげることが大切という先生の言葉で、今後もしっかりと治療していけそうです」

「サッカーをやっているので、心配していましたが、コントロールできていれば、スポーツはやってもいいと言うことを聞けて良かったです。」

「先生が一つひとつの質問に丁寧に答えてくださり、わかりやすく、学びになりました。お勤めの相模原病院の情報も教えてくださり、もしもの時の安心に繋がりました。」

(2)令和5年9月6日開催「乳幼児期アレルギー疾患の最新知識~アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ぜん息予防について~」(乳幼児期)

日時:令和5年9月6日(水)午後2時~4時

開催方法:オンライン開催(一定期間オンデマンドで配信) 

講師:国立研究開発法人国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科診療部長 福家辰樹 先生

アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ぜん息等の診療や、アレルギーの発症予防に御尽力されている、国のアレルギー中心拠点病院の専門医の先生をお招きして、アレルギーの最新知識について御講演いただきました。

参加対象:市内在住の乳幼児期のお子さんの保護者の方・乳幼児期のアレルギー疾患について関心のある方

当日参加数:61組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「0歳児がいるので、家でZOOM参加が出来た事がありがたかった。先生の説明もわかりやすかった。先月から食物アレルギーで受診をしているので、タイムリーな話題ばかりでとても有益な時間でした。今日の講義でポータルサイトがあると知り、今後はポータルサイトも活用しようと思った。」

「これから離乳食を始める段階なので、アレルギーについて詳しく学ぶことができ、食事の進め方について大変参考になりました。ありがとうございました。」

「福家先生のお話が大変わかりやすく、参考になる情報ばかりでした。子供の肌が弱く、荒れやすいのでスキンケアを頑張ろうと思います。」

(3)令和5年10月6日開催「乳幼児期の食物アレルギーと食事の進め方について」(乳幼児期)

日時:令和5年10月6日(金)午後2時~4時

開催方法:オンライン開催(一定期間オンデマンドで配信) 

講師:神奈川県立こども医療センター地域保健推進部長 アレルギー科医長 高増哲也 先生

神奈川県のアレルギー疾患医療拠点病院の専門医の先生をお招きし、食物アレルギーの適切な診断や、食物除去の考え方などについて御講演いただきました。

参加対象:市内在住の食物アレルギーと診断された(もしくはその疑いのある)乳幼児期のお子さんの保護者の方、食物アレルギーについて関心のある方

当日参加数:45組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「とても親しみやすい先生で、質問にも丁寧に答えて頂き、とても良かったです。」

「食材を少しずつ慣らす点と、スキンケアの重要性を理解しました。」

「離乳食を進める上で、必要以上にアレルギーというものを怖がる事はないなと思えました。少しずつ進めて行くことと赤ちゃんの体の大きさを考えて量を加減することを意識して、いろいろな食材に出会わせてあげたいと思います。」

(4)令和5年11月10日開催「アレルギーのある子どものための災害時の備えについて」(乳幼児・学童期)

日時:令和5年11月10日(金)午後2時~4時

開催方法:オンライン開催(一定期間オンデマンドで配信) 

講師:帝京大学医学部小児科教授 小児アレルギーセンター長 小林茂俊 先生

厚生労働省の免疫・アレルギー疾患政策研究事業で「災害におけるアレルギー疾患の対応」を監修されたアレルギー専門医の先生をお招きし、「災害時にはどのような問題が起きるのか」「アレルギーのある子どもには何を準備しておけばよいのか」について保育関係者及び一般市民向けに御講演いただきました。

参加対象:市内在住のアレルギーと診断された(もしくはその疑いのある)お子さんの保護者の方、災害におけるアレルギー疾患の対応について関心のある方

当日参加数:29組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「災害避難時の事やアレルギー発症のリスクについてお話しが聞く事ができました。ありがとうございました。」

「災害経験者や関連職種の方々が実際に災害現場で困ったことが分かり、普段から備えておくべきもの(アレルギー発作時に使用している薬等)がよくわかった。」

「とにかく自助が大事ということが頭に残ってます。まずは自分自身あるいは家族で守れるように備えておく必要があるんだなと思いました。保育園という施設なので子ども自身に伝えるには限界があるのでその家族にも伝えていきたいと思います。ありがとうございました。」

(5)令和5年12月12日開催「よくわかる大人のアトピー性皮膚炎の最新知識」(成人期)

日時:令和5年12月12日(火)午後2時~4時

開催方法:オンライン開催(一定期間オンデマンドで配信) 

講師:日本臨床皮膚科医会会長・あたご皮フ科副院長・東京逓信病院皮膚科客員部長 江藤隆史 先生

日本臨床皮膚科医会会長として科学的根拠に基づいた診療ガイドラインに沿った知識の普及啓発活動に御尽力されている専門医の先生をお招きして、アトピー性皮膚炎の最新知識について御講演いただきました。

参加対象:市内在住・在勤でアトピー性皮膚炎と診断された(もしくはその疑いのある)方、市内在住・在勤でアトピー性皮膚炎の疾患・治療について関心のある方(御家族等)

当日参加数:12組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「保湿が非常に大切であることがわかったので、特に朝晩での保湿剤の塗布に気をつけたいです。」

「非常にわかりやすくて、良かったです。外用薬の塗布量を確認しようと思います。」

「新しい治療法、治療薬を知ることができて、気持ちに余裕ができました」

(6)令和6年1月24日開催「大人の食物アレルギー・薬物アレルギーの最新知識」(成人期)

日時:令和6年1月24日(水)午後2時~4時

開催方法:会場とオンラインのハイブリット開催(一定期間オンデマンドで配信) 

講師:横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンターセンター長 中村陽一 先生

(一社)日本アレルギー学会編「アレルギー総合ガイドライン2022」の作成に携わり、神奈川県アレルギー疾患医療拠点病院でアレルギー疾患の診療や知識普及に御尽力されている専門医の先生をお招きし、食物アレルギー・薬物アレルギーの最新知識について御講演いただきました。

参加対象:市内在住・在勤で食物・薬物アレルギーと診断された(もしくは疑いのある)方、市内在住・在勤で食物・薬物アレルギーの疾患・治療について関心のある方(御家族等)

当日参加数:23組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「アレルギーポータルについて知らなかったので、今後の備えとして活用していきたいと思います」

「花粉ー食物アレルギー症候群等初めて聞く内容も多く、勉強になりました。」

「とてもわかりやすかった。ありがとうございました。」

(7)令和6年2月28日開催「成人ぜん息の最新知識」(成人期)

日時:令和6年2月28日(水)午後2時~4時

開催方法:会場とオンラインのハイブリット開催(一定期間オンデマンドで配信)

講師:横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンターセンター長 中村陽一 先生

(一社)日本アレルギー学会編「アレルギー総合ガイドライン2022」の作成に携わり、神奈川県アレルギー疾患医療拠点病院でぜん息をはじめ、アレルギー疾患の診療や知識普及・病診連携に御尽力されている専門医の先生をお招きし、成人ぜん息の最新知識について御講演いただきました。

参加対象:市内在住・在勤でぜん息と診断された(もしくは疑いのある)方、市内在住・在勤でぜん息の疾患・治療等について関心のある方

当日参加数:94組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「吸入ステロイド薬、吸入気管支拡張薬は安全であるので継続し炎症を抑えることが大切ということが分かりました。」

「ぜん息は、発作が起きる前に気道が狭まって起こるものだと思っていたが、発作が起きていなくても健康な人の組織の状態とは、全然違うということがわかり、ビックリしました。発作が起きていなくても、吸入器を使う意味がわかり、とても勉強になりました。」

「オンライン配信で参加できてありがたかったです。」

(8)令和6年3月1日開催「生まれてくる子どものためのアレルギー予防」(妊娠期)

日時:令和6年3月1日(金) 午後2時~4時

開催方法:オンライン開催(オンライン会議ツールZoomを使用)

講師:国立研究開発法人国立成育医療研究センターアレルギーセンター室長 山本貴和子 先生

生まれてくるお子さんのアレルギー疾患の発症予防や早期発見のための講演に加え、参加者からのアレルギーについての質問にもお答えいただきました。

対象:川崎市内在住・在勤で、次のいずれかに該当する方(1)妊婦さんとそのパートナーの方(2)出産やお子さんに関わる職種の方(3)アレルギーの最新知識に関心のある方

参加者数:47組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「離乳食を開始したところでしたので、とても参考になりました。」

「専門家の方の講演を聞ける貴重な経験でした!生後3ヶ月の子どもがいるのでアトピー性皮膚炎、離乳食についての考え方どちらも非常に参考になりました。 参加前の案内を見る限り、場違いでは?と思っていたのですが、実際とても有意義でしたので産後の母親向けにも告知すれば良かったように思います。 zoom開催のおかげで、子どもが起きていても参加でき有り難かったです ガイドラインより最新の情報を提供してくださっていて、参考になりました」

「大変勉強になりました。湿疹が出たら、まずは受診を促して皮膚の予防に努め少量づつのミルクを与えてアトピー性皮膚炎や食物アレルギーが予防できると、とても参考になりました。」

2 専門職対象

令和5年9月29日開催「アレルギー疾患の最新知識~アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・気管支ぜん息~」

日時:令和5年9月29日(金) 午後2時~5時

開催方法:オンライン開催(一定期間オンデマンドで配信)

講師:国立研究開発法人国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科診療部長 福家辰樹 先生

アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ぜん息等の診療や、アレルギーの発症予防に御尽力されている、国のアレルギー中心拠点病院の専門医の先生をお招きして、アレルギーの最新知識について、専門職の方に向け御講演いただきました。

対象:アレルギー疾患を持つ小児と接する機会のある専門職の方や、食事提供のある施設の職員の方等 (看護師、助産師、保健師、薬剤師、管理栄養士、栄養士、保育士、幼稚園教諭、教職員、施設職員等)

当日参加数:163組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「福家先生の話から、食物アレルギーの基礎基本や予防方法、アトピー症状への対処方法等さまざまなことを学ぶことができました。福家先生の資料やお話はわかりやすく、今後の緊急時対応や、保健室経営に活かしていきます。ありがとうございました。」

「アレルギーを予防するために皮膚の保湿が大切なことは知っていたが、より詳しくアトピー性皮膚炎があることで食物アレルギーを発症する理由やどのような予防が必要かなどについて学ぶことができてよかったです。適切なスキンケアをしアトピー性皮膚炎を治していくことがとても重要だと改めて気づきました。皮膚がきれいになったからといって治療をやめてしまう方も多いと思うので、治療の継続の必要性を理解してもらい継続するよう促すことができたらと思います。」

「福家先生の講義は今年の2月にも参加したのですが、基本と最新の知識も織り交ぜ、よりバージョンアップした内容で、とても勉強になりました。質疑応答の時間も多くとっていただき、とても参考になりました。ありがとうございました。」

3 医療従事者対象(川崎市医師会共催)

令和6年2月1日開催「小児アレルギーの最新治療の動向について」

日時:令和5年9月29日(金) 午後2時~5時

開催方法:会場とオンラインのハイブリット開催(一定期間オンデマンドで配信)

講師:国立研究開発法人国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科診療部長 福家辰樹 先生

アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ぜん息等の診療や、アレルギーの発症予防に御尽力されている、国のアレルギー中心拠点病院の専門医の先生をお招きして、アレルギーの最新治療の動向について、医師をはじめとした医療従事者の方を対象に御講演いただきました。

対象:市内医療機関に勤務する医師または開業医、市内薬局の薬剤師、看護師、保健師、助産師、管理栄養士、栄養士等の医療従事者

当日参加数:84組

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

「福家先生の講演会に現地で参加でき、良かったです。(今まではオンラインでの参加のみだったので)

御高名な先生の講演会の開催ありがとうございました。「困っている場合、いつでも受診してほしい」という先生の心強いお言葉に感謝です。」

「データでのエビデンスとともに詳しい説明があり、とても分かりやすかったです。」

「最前線の先生の話はとてもためになりました。また、東京で作られてるアレルギー手帳をぜひ川崎でも作ってほしい。実際にとても見やすい手帳です。」

お問い合わせ先

川崎市 健康福祉局保健医療政策部 環境保健・アレルギー疾患対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2435
ファクス:044-200-3937
メールアドレス:40kankyo@city.kawasaki.jp

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